登山者情報2,053号

【2017年05月12日/倉手山・桧山沢吊橋/井上邦彦調査】
 本日は、大淵から自転車で倉手山登山口へ行き山頂まで往復してきた。登山道はアズマシャクナゲ・タムシバ・ユキグニミツバツツジが最盛期とばかりに咲き乱れていた。ただ1箇所ピッケルを出した所があるので注意して欲しい。
 その後に天狗平に行き、湯沢ゲート脇にある登山届出所の雪囲いを外し記載や投函ができるようにしてきた。なお丸森尾根登山口と倉手山登山口の届出箱はまだ未設置である。
 さらにダイグラ尾根取付きの桧山沢吊橋を確認に行った。除雪は温身平の十字路まで終了していた。心配した雪崩の直撃はなかったようで吊橋は無事であったが、足元のワイヤーを外しているので渡ることはできない。上流にあるスノーブリッジを渡って右岸に移った。現時点では大丈夫だが、自分自身で確かめ自己責任で通過することになる。スノーブリッジのすぐ下流の渡渉点はまだ雪に覆われていたし、吊橋の下流も水量が多くて渡れそうもなかった。
 帰途は天狗平ロッジの周囲を確認する。とりあえず目に見える雪害はないようだ。
 帰宅して登山者情報などの作業をしていると、小国町のホームページに「倉手山登山口までの交通規制を解除した」と掲載されていた。その先はまだガードレールなどの工事が行われていなかったので、規制解除はもうしばらく先になることだろう。 
倉手山登山口
駐車場と西俣尾根
ムラサキヤシオ(花びらはややふっくら)
ユキグニミツバツツジ(葉が3枚)
展望台から倉手山々頂を仰ぐ
稜線は雲に覆われている
ムシカリ
シャクナゲ(コース上何処にでも咲いていた)
オクチョウジザクラ
ユキツバキ
傾斜が緩くなった所に残雪
快適な登山道
春山合同訓練予定地
シャクナゲ
稜線直下でも残雪を踏む
山頂、途中の急斜面で残雪を踏む
ここからはシャクナゲロード
ピッケルを出した残雪
西俣尾根
シャクナゲの乱舞
こちらはタムシバロード
駆け登ったブナの新緑
再度シャクナゲ
イワウチワ
オオバクロモジ
飯豊連峰が見えた
倉手山々頂
梅花皮大滝
山頂はブユが多かった
大高地山方面
戻ります
山毛欅と書いてブナ、山にある若葉に毛のある欅に似た樹木です
タムシバ
残雪と新緑は見飽きません
タムシバに囲まれて降ります
湯沢ゲート脇の登山届出所
雪囲いを外してオープンしました
湯沢ゲート
温身平
除雪は十字路まで終了していました
梅花皮沢を渡って
爽やかなブナ林
ミズナラは樹形も違いますが、芽吹きがブナよりも遅くなります
ここは遅くまで雪が残る所です
キクザキイチリンソウ
ダイグラ尾根取付きの桧山沢吊橋
アンカーは雪の下
空中ブランコ状態で渡れません
上流にあるスノーブリッジ
ここから右岸に行ってみました
スノーブリッジから吊橋方面
大又沢合流点(手前が桧山沢)
帰途、天狗平ロッジに異常がないか確認しました
ピロティには温身平に設置するトイレが保管されています
ロッジのブナ林、遊歩道も整備されています
オフタガリのスノーブリッジはありませんでした

おわり