登山者情報2,075号

【2017年07月21〜23日/梶川尾根〜大日杉/井上邦彦調査】
・ 梶川尾根〜扇ノ地紙〜梅花皮小屋〜梅花皮岳の間、残雪はありません。
・ 門内小屋の融雪水は21日から濁りのない水を汲むことができるようになりました。
・ 梅花皮小屋の水場は問題なく使用できます。
・ 梅花皮岳〜天狗ノ庭の間は、急斜面に張り付いた残雪の末端部分が氷結しており、滑落注意です。私達はピッケルでカッティングして足場を作り通過しました。またルート選定が難しくなっています。
・ 天狗ノ庭〜御西小屋の間の残雪は、傾斜が緩くそれほど心配は不要です。
・ 御西小屋の水場はまだ雪に埋もれていますが、大日岳方向に10分ほど下った所で融雪水を得ることが出来ます。
・ 本山小屋の水場は22日に管理人が掘り出し、使用できるようになりました。
・ 切合小屋は小屋前まで水を引いています。
・ 種蒔山分れと御坪の間には急峻な雪渓が大量に残っており、滑落注意です。私達は雪渓を上部から巻きましたが、踏み跡のない所もありルート選択が難しくなっています。また付近には急斜面に張り付いている残雪をカッティングで通過しました。素敵な水場も残雪に埋もれています。
滝見場から石転ビ沢
登山コース
三本カンバから滝沢出合〜梶川出合を見下ろす
梶川尾根保全地
土嚢に生えたチングルマ
扇ノ地紙の標柱は倒れている
初代門内小屋は屋根が破損している
北股岳
北股岳山頂の鳥居
梅花皮岳から降るとすぐに残雪が登山道を覆っていた
右巻きのカタツムリ
亮平ノ池手前
残雪と登山道を交互に進む
慎重に草付きに移る
ピッケルで足場を作り残雪に上がる
残雪から登山道に移る
登山道の刈り払い
新しくなった御西小屋の標識
一ノ王子(水場分岐)
水場に向かう
本山小屋の管理人が4mもの深さを掘って水が汲めるようになった
切合小屋トイレの脇には9月に使用する保全の資材が置かれていた
切合小屋の夕食、カレーをお替わりしました
同じく朝食です(漬物は5人分)、生玉子と海苔と味噌汁
これもお替わりできました
最終日は種蒔山に登ってこの雪渓を下ります
慎重に足を踏み出す
本来の登山道は急斜面の雪渓に埋もれている
切合小屋〜御坪

おわり