登山者情報2,093号

【2017年09月05日/加治川治水ダム〜湯ノ平山荘/井上邦彦調査】
 湯ノ平からおういんの尾根を経由して北股岳に登るコースは、アプローチの林道が崩落したため徒歩を含めて通行禁止になっています。私共は新発田市からおういんの尾根の刈り払いを受託しており、このほど業務が完成しました。この業務遂行のため、通行禁止である林道など豪雨の被害状況を確認してしてきました。
 今回の崩落現場は下図のP028になります。5日は軽トラックがなんとか通行できる程度に整備されていましたが、その他の軽自動車は通行できませんでした。見たところ中央にこれから動きそうな箇所があり、さらなる崩落が心配されました。
 湯ノ平山荘の露天風呂は、下流にある本湯は使用できましたが、上流にある蟹湯は浴槽に土砂が堆積し使用できませんでした。
加治川治水ダム〜林道終点(掛留沢の駐車場) P028が今回の崩落現場
治水ダム駐車場から先は立入禁止です
今春崩落した箇所は土砂が片付けられていました
トイレは囲いが外されないままで、使用できません
施錠された頑丈なゲート
この崩落がなかったら、8月始めに徒歩限定で通行規制解除の予定でした
ここが崩落現場です 車が入れないように土盛りされていました
崩落箇所を上流側から撮影
崩落は尾根の最上端に達しています
中央の塊が気になります
次回の豪雨で再崩落があるかもしれません
湯ノ平の本湯です
ちょうど良い湯加減でした
こちらは蟹湯です
浴槽にはびっしりと土砂が堆積していました

おわり