登山者情報2103号

【2018年05月08日/石転ビノ出合・桧山沢吊橋(ダイグラ尾根取付き)/井上邦彦調査】

 石転ビ沢の雪渓は例年より小さく、雪渓沿いに梅花皮大滝に行くことは今年はできない。梶川出合直下から雪渓に上がれるが、すぐ上流部で薄くなり始めている。
 除雪は温身平まで終わっている。その先も大きな倒木は見当たらなかった。
 ダイグラ尾根取付きの桧山沢吊橋に異常はなかった。まだ架橋はされていないので渡れないが、すぐ上流部にある雪橋(スノーブリッジ)は現時点で使用できた。

 07:33大淵から自転車で出発。07:42倉手山登山口通過。08:03-05湯沢ゲートで登山届投函。3人パーティを追い越す、ピッケルなしとのこと、注意するが「40度の傾斜でしょう」と意に介してもらえなかった。
 08:16雪の手前で自転車をデポ。08:25砂防ダムから歩道になる。P477、昨年の倒木、巻道は昨年の測量?。P478倒木にヒビ。P479雪橋あり。下ツブテ石の残雪を登り、09:01-06うまい水は露出していた。09:54石転ビノ出合はガスで視界なし。ここから戻る。
 10:23-31地竹原で食事。下ツブテ石のロープの枝破損しているので注意。11:13自転車に戻る。11:17十字路からダイグラ尾根に向かう。桧山沢吊橋付近を確認し、11:50-12:03休憩。12:27温身平十字路から自転車、12:34登山届出所で回収し、12:54大淵に戻る。
 なお翌日から倉手山登山口までの車道が開放された。
今回のコース
  桧山沢吊橋付近の状況

 P482=吊橋の位置
 P483=雪橋左岸
 P484=雪橋右岸
倉手山登山口 看板が設置された
西俣尾根
湯沢ゲートは施錠された
温身平のブナ林
砂防ダムから
昨年の倒木 測量関係の道刈があった、迷わないこと
数年前に処分した倒木だが、未処分樹に亀裂が入っていた
下ツブテ石の登山道は未整備なので要注意
下ツブテ石
ここは一応ピッケルを抜いた
うまい水
倒木
うまい水はすっかり雪がなくなっていた
イタヤカエデの花
婆マクレにも雪はない
地竹沢
施工した排水路は機能していた
落合から左岸沿いの残雪を登ってみた
付近の雪渓は陥没が始まっていたので、ここから左岸の藪を登った
梶川出合下から雪渓に上がる
すぐ上流の水場付近
雪渓が薄くなっている(復路は右岸沿いに下った)
数年前の事故現場、大岩が露出している
赤滝付近
石転ビノ出合 視界がなくここから戻った
梶川出合左岸の高巻き道
滝沢入口が露出している 
梅花皮大滝へは行けなくなっている
ブナ林
正面はダイグラ尾根
桧山沢吊橋
付近はすっかり雪がなくなっていた
吊橋の全景
アンカーも問題ない
まだ架橋していないので渡れない
上流の雪橋(スノーブリッジ)
手前には亀裂があるが、奥は通れた
雪橋の上から吊橋を見る
雪橋の上流、この2本のブナの間は雪崩がこないのだが・・・
落合(桧山沢と大又沢の合流点)の標柱
エゾエンゴサク
左岸の雪崩跡
林道終点直前の倒木
テツカエデ
トチ
西俣峰

終わり