登山者情報226号

【朝日連峰:針生平〜大朝日岳/1996年06月08〜09日高橋弘之調査】

登山道上で雪の上を歩くのは、森林限界に出た標高1,200m付近の10m程度だけです。蛇引清水平岩山下水場ともに雪に埋もれており使用できません。主稜線上にはミヤマキンバイヒメイチゲミツバオウレンが盛り、チングルマハクサンイチゲがようやく咲き始めました。

【遭難/新潟日報】

新潟県内における45月の遭難事故は最近10年間で最高の31件(昨年は18件)に上り、死亡した5人中4人が65歳以上の高齢者であった。内訳は山菜採り13件、登山11件、渓流釣り等7件となっている。原因別では半数を越える18件が滑落であった。

【朝日連峰/山形新聞】

祝瓶山長井口の桑住平の標高600mに延長1.5Km幅最大200mもの巨大な雪崩の跡が確認された。大朝日岳祝瓶山への登山道を塞いでいる。

【ダイグラ尾根/1996年06月13日確認】

取り付きの桧山沢吊橋の通行が可能になりました。

【気象/山形地方気象台11日発表】

山形県を含む東北地方南部と同北部は、ともに6月中旬の前半に梅雨入りしたとみられる。
東北地方の梅雨入りは平年で6月中旬の前半、梅雨明けは7月下旬の前半である。

【その他/新潟日報】
新潟県警察の新しいヘリコプター「ゆきかぜ」が披露された。ゆきかぜにはヘリのテレビカメラから地上へ映像を送る装置が搭載されている。超高感度の最大倍率48倍である。