登山者情報第2,319号

  【2023年5月30日/櫛形山脈:黒中山コース~飯角分岐/井上邦彦調査】

 先日の延長で黒中山コースを歩いてきた。登山口に向かう途中は雨だったが、歩き始める頃には止んだ。
 アカショウビンらしい鳴き声に見送られて登る。花は殆どなかったが、縦走路では突然目の前にテンが現れて楽しませてくれた。前日の里山ではヤマドリの擬傷を足元で観察することができた。雨上がりの幻想的な林の道は野生動物達との触れ合いが嬉しい。しかしズボンを濡らしながら歩いたせいか、帰途何箇所かヒルに吸いつかれていた。こちらの触れ合いは嬉しくない。 
【所要時間とコースタイム】
 駐車帯→50分(65分:77%)→黒中山→69分(95分:73%)→飯角分岐→72分(95分:76%)→黒中山→33分(40分:83%)
【通過時刻】
 09:11駐車帯→09:15登山道→10:01黒中山(稜線に出る)→10:27鞍部にベンチ→10:23南面は杉林→10:35雑木林に戻る→11:10飯角分岐11:24→11:47坂井越→12:25板入峰→12:26休憩12:30→12:40黒中コース分岐→13:13車に戻る

今回の軌跡(etrex 10j)
登りと下りにズレがある

 

左はズレの部分を拡大した軌跡
右はジオグラフィカの軌跡
ジオグラフィカの方がズレは小さい

右手前の路側帯に車を停めた
左の赤い旗が登山口の林道

この車道を進む

ゲートの脇に横たわっていた標識

登山道入り口

僅かに登ると日本海が見えた

雑木林の中を登る
急な所にはロープが設置されていた

ヒメサユリは全行程で2株のみ

若いブナ林になる

ところどころに咲いていたヤマツツジ

1株だけガクウラジロヨウラク

ギンリョウソウも2株だけ

ここで縦走路と合流する

幻想的な縦走路を進む

入坂峰

雪が積もっている?

雪ではなく白い花びらが敷き詰められていた
花びらの正体は「エゴノキ」である

鞍部にベンチが設置されていた

南側はスギの造林地が続く

登山道に何かが散乱している

近づいてみるとホウノキの花だ

頭上を見上げる

花びらだけが食べられている

贅沢な食痕だ

齧って折っている
犯人は誰だろう?

坂井越
ベンチが設置されている

北側に踏み跡はない
南側の道には進入禁止の枝が置かれていた

さらに進む

目の前に顔の黒いテンが現れ
私に気づいて藪に入った
尻尾が分かるだろうか (*^^*)

上の画像を見比べて欲しい
姿がかろうじてとらえられている

飯角コースの分岐に到着
ここで昼食を摂って戻ることにした

おわり