登山者情報254号

【飯豊連峰:石転ビ沢/1996年09月07日平田健治調査】

地竹原を過ぎていったん雪渓の上に出るが、すぐに右手(左岸)の登山道を登る。梶川の出合付近は雪渓がズタズタで通れない。「増水時迂回路」の標識や黄旗に従い高巻く。スノーブリッジはそろそろ通れない、梶川を渡渉し雪渓に上がる。赤滝の周辺は雪渓の崩壊が始まっているので、左岸の夏道を通る。門内沢もまだ雪が続いているので迷い込まない事。北股沢出合までは特に問題はない。北股沢出合の清水は使える。黒滝は左岸側から滝の上に出て、そのまま左岸の踏み跡を辿り、小沢から尾根を登って、中の島(草付き)にトラバースする踏み跡を使用するのがよい。梅花皮小屋直下の雪渓もまだ若干残っている。

【飯豊連峰:川入(小白布)〜本山小屋/1996年09月07日佐藤武晴調査】

川入から本山小屋までの登山道は、特に問題ない。剣ケ峰の水場は確認しなかったが、外の水場は全て使用できた。切合小屋も小屋前のホースから水が出ていた。花は殆どないが、草履塚の上りの雪渓の周囲にチングルマが咲いていた。トリカブトが盛りで、タカネマツムシソウも見られた。