4月5日、大石橋たもとの駐車場(針生平)までの除雪作業が終わりましたが、まだ第一・第二砂防ダム付近を始めとして雪崩の危険性がありますので、山行きや釣行きには十分な注意が必要です。現在徳網にゲートを設置し鍵を掛け、車両進入禁止としています。
同日、関氏に手伝って貰い、角楢吊橋の修理を終了しました。
17:50高貝さんから高橋弘之さんに電話。「現在高度5,350m、テントの中で−15℃。明日、天気が良ければ6,000m位に移動したい」とのこと。とても息苦しいようであった。
子供達とブナ林を散策してきました。子供達は木に登ったり、雪を滑ったり、倒木の橋を渡って遊んでいました。ブナの木に、白いプヨプヨと黒いプヨプヨを見つけ、気味が悪いと言いながら指でつついていました。雪の上に落ちていたブナの枯れ葉を拾ってきました。尾根上では、イワウチワの花蕾が沢山ありました。
斜面に生育するブナは、雪の圧力でマンモスの牙のように根曲がりします。大きくなると斜面下側の成長が活発になり、直立していきます。ですから、年輪が広いのが斜面下側であり、東西南北とは関係ないのです。(参考:「森林の100不思議」70頁)