登山者情報301号

【1997年07月12〜13日/古寺鉱泉大朝日岳/高力公男調査】
今回は「大江町ひめさゆり登山」に参加した。06:00、大江町役場前集合。大江町内外県内外31名参加、女性が多い。12日の夕食、13日の朝食・昼食を受け取り、上田町長の激励を受け、バスにて古寺鉱泉へ出発。途中、土砂崩れにより大井沢トンネル経由となる。07:45、古寺鉱泉発。09:12一服清水、花はほとんど見られない。10:20、三沢清水、ホースで登山道まで引いてあり嬉しい。11:12、古寺山着。登山道、綺麗に刈り払いしてあり関係者に感謝。中でもリンドウが残してある気配りが嬉しい。きっと素晴らしい花を咲かせてくれるだろう。12:24、小朝日山頂着。昼食、LFDと繋がる。大朝日岳山頂、大朝日小屋が眼前。Y字雪渓も残っている。鳥原山ルートのパーテイーと会う。13:00小朝日山頂発。熊越までの急降下、もったいない。約20分後、下から見上げるに、鳥原ルートの帰りはこれを登るしかないと思うと気が重くなるのでは。今まで目的のひめさゆりと会っていないので、咲いているとの情報で期待高まる。しかし、前週の嵐でほとんど傷ついているが、3〜4本が綺麗な姿を見せてくれた。14:17銀玉水着。とにかく旨い水だ。水場にシラネアオイが咲いている。疲れがとれる。14:40、 銀玉水からの急登は、崩れ止めの棚を足場にして登る。右側に雪渓が残っている。15:10、大朝日小屋着。大朝日岳登頂。北に鳥海・月山、西に日本海・飯豊連峰、素晴らしい眺めだ。再びLFDと交信、飯豊連峰登山道整備ご苦労様です。金玉水へ水と雪を取りに行く。往復40分、水場が近い梅花皮小屋が羨ましい。ミヤマウスユキソウ・ムカゴトラノオ・チシマギキョウが美しい。JM7んJR赤木夫人に明日の降水確率30〜40%との情報をいただく。
13日、好天。朝、西朝日岳に向かう人、付近を散策する人、朝日の山頂を充分堪能する。小生一人で大朝日山頂へ。祝瓶山が美しい。梅花皮小屋のKCNと交信。飯豊も好天のようだ。08:45、大朝日小屋発。09:50小朝日トラバース分岐。仙台の婦人2名と3人行動となる。ご婦人かなりの山の経験者。花・木の知識が豊富、勉強になる。途中ODD・GZKの波を微かに傍受。11:00、古寺山頂。12:00、一服清水で昼食。13:25、古寺鉱泉着。瓶ビール600円也。2人で1本、とにかく旨い。途中、柳川温泉で汗を流す。
梅雨時の好天に恵まれ、大江町役場の皆さん、大江山岳会の皆さん、楽しい山行ありがとうございました。
【1997年07月11日/湯ノ島小屋/新潟日報】
雪崩で流された湯ノ島小屋は、残っていた2階部分を元の位置に仮復旧した。完全に倒壊した1階部分は撤去された。隣接のトイレも復旧した。

【1997年07月12日/朝日スーパーライン/新潟日報】
土砂崩れで通行止めとなっていた朝日連峰の新潟県と山形県の両朝日村を結ぶ朝日スーパーラインが7月15日から一般車両通行可能となる。猿田川野営場も同日からオープンする。