登山者情報340号

【1998年05月23日/石転ビノ出合/井上邦彦調査】
小国町立病院一行23人が快晴のもと、石転ビノ出合を目指した。09:14天狗平発、春蝉が賑やかだ。
09:40〜48、ブナシズクで一服。ホウ・トチ・タニウツギが咲いている。10:24〜38、うまい水で喉
梶川出合上部の悪場

を潤す。落合で始めて雪を踏み、急登に喘いで雪の上をへつり、11:15〜35、梶川出合で休憩。スノ
ーブリッジを渡っているパーテイもいるが、私達は梶川を飛び石伝いに越える。雪の上におりてすぐ
赤滝付近の雪渓を登る

夏道に入る。大岩の間を通る所には嫌らしく雪が残り潅木を掴み、ロープを手繰る。ほどなく進み雪
渓に出るが、薄くなり始めており、右岸寄りと左岸寄りを行き来する。赤滝を過ぎると雪渓は安定し、
石転ビノ出合にて

12:12、石転ビノ出合に到着。ここで高貝さんに会う、付近の岩場でクライミングを楽しんでいると
のことであった。さっそく水場で缶ビールを冷やし、ワラビ汁とステーキに舌鼓を打つ。あまりの好
天に予定時間をオーバーし、13:53出発。ビニール袋でケッツゾリ(尻滑り)を楽しむ。那須野さんと

崇にいと祐希

すれ違う。14:19〜27、梶川出合。15:03〜15、うまい水。15:45、砂防ダム通過。温身平ではブナ林
の遊歩道を通り、16:20天狗平に到着。
サンカヨウ(当地ではサワブドウと言う)

見かけた花:ニリンソウ・サンカヨウ・オオバユキザサ・ムラサキヤシオ・ムシカリ・オオバキスミ
レ・キクザキイチリンソウなど