登山者情報349号

【1998年06月16日/頼母木小屋/小林元一調査】

6月16日(火)荒天の中、黒川村役場の人の手で、足の松尾根の水場と、頼母木小屋の水が使えるようになりました!管理人の常駐は7月17日とのことです。

【1998年06月17日/石転ビノ出合/井上邦彦調査】

山形県警察学校一行を案内し、石転ビノ出合まで往復。赤滝に雪渓が残っているものの、とても歩ける状態ではない。石転ビノ出合まで全て夏道を行く。

赤滝の雪渓

出合左岸の幕営跡が露出した。石転ビ沢と門内沢合流地点の雪渓はまだしっかりとしており、門内沢に迷い込まないように注意することが必要である。

石転ビノ出合にて

石転ビ沢は合流点のすぐ上部で雪渓が中断している、雪渓を右岸に渡り踏み跡を辿って上部の雪渓に取り付くことになる。

石転ビ沢全景

石転ビノ出合で小国警察署の救助訓練を見学した後に下山した。

黒滝から上部の様子

【1998年06月14日/大日杉小屋〜地蔵清水/那須野政夫調査】

04:50分自宅出発、小雨程度の天候でしたが大日杉小屋までは車のワイパーが必要。
前日、大日杉小屋から見送りした新潟グループJF0BCR・JI0RRX等一行28名を出迎えの、単独山行き(ただし、番犬のロンが同行)でした。
05:30分大日杉小屋到着し、昨晩からの雨・露で濡れるのを防止のため、雨具着用で歩き始め05:50。
06:20山田長之助清水で1L水筒に水を汲み、犬にも水を飲ませる。06:35再度歩き始めるがこの辺りから犬がばて始め、絶対に前に出ない。だまし地蔵手前で男性親子とすれ違うが犬が跡からついてくるのを見て「オー」。
07:40からだまし地蔵のべにばな国体「少年縦走特区ゴール」の広場で大休憩、犬がばてたのと目の前の地蔵岳を風が強く吹きガスの流れが速い。
昨晩、切合小屋で宿泊して、08:00頃に下山開始する予定の情報はアマチュア無線で入手済み。
予定どおりに切合小屋を08:00に出発し、御沢雪渓コースを下山途中の動きから、こちらも「犬が回復」したので地蔵岳に向かう。途中、単独の男性と二人とすれ違う。また、昨日に大日杉小屋で見かけた福島の学生らしいグループ7人と地蔵岳山頂ですれ違う。JF0BCR一行が御坪を通過し、先頭グループとは1時間程度の間が開いたことを地蔵岳下り途中アマチュア無線交信で確認する。
こちらは、地蔵清水でメロン等を残雪で冷やす段取りをしてグループ下山を待つ。待っている途中、単独の男性、女性5人が通過。
先頭グループが到着したが地蔵岳山頂で待つとして、犬をなでてまもなく出発。第二グループが到着し「冷えたビアチュー・ビール・みかん」をサービス。
最終グループが到着し、冷えたビアチューに「面白い味」と評価。先頭グループが、地蔵岳山頂で待っているため、小休止の後登り始め、地蔵岳山頂で全員合流。
長之助清水で昼食を取ることを確認し、11:40下山開始。途中のヒメサユリが強い風の中、見送ってくれた。
12:50長之助清水下の広場で水の補給と昼食会。ここでメロンを提供。大宴会になりかけたがもう少し下山が必要なので、慌てて切り上げの合図をした。
13:30下山開始し、先頭グループ大日杉小屋到着14:10.最後尾は若干遅れて到着14:25.全員無事下山完了。