登山者情報364号

【1998年07月26〜27日/石転ビ沢/高橋弘之調査】

高力会員:梅花皮小屋にて
雪渓の下部は石転ビノ出合から約500m上方までとなった。ホン石転ビ沢対岸の水場は使用可能。この水場から北股沢出合
までの左岸側雪渓が薄くなった。左岸側に寄り過ぎないように注意しルートを選定する。雪渓に氷部分の発生がある(日
中解けて、朝方に凍結する)
【1998年07月25〜26日/川入口〜飯豊山/那須野政夫】
7月25日、小白布ルートから5時入山。飯豊連峰は始めてと言う2人が、前泊の「民宿、村杉荘」で話し掛けた。「ついて
行ってもいいですか」ということです。静岡県富士市の吉田氏は、御西小屋まで行きたい。新潟県新津市の高橋氏は、飯
豊本山まで行きたい。泊りは頂上小屋である。
横峰分岐06:40.所要時間1:40、順調な滑り出しである。(岐路での話し:2人とも最初は戻ろうかとも思った)。少し休 憩していると、御沢ルートからの単独若い男性登山者が通りかかった。「途中から、小白布沢の方から話し声がするので 誰かなと思っていた」。御沢からここまでは、2:00所要、単独登山者はここから先行することになった。
07:00、にわか3人パーテイは、地蔵清水(峰秀水)で水を補給し、剣が峰を目指す。下山の約20人が見えるので、今まで の疲労回復のためにもちょうど良いと岩場手前の平場で小休止。私はここでお握りを1個食べた。前日、ポタポタ状態と いう剣が峰の水場は涸れていた。
08:20、三国小屋到着。男子学生アルバイトが勤務していた。小休止中、05:30に小白布沢コ−スを出発したと言う飯豊 本山管理人「小椋秀春氏のジュニア好行と服部氏が到着」08:30.今度は、5人パーテイとなり七森手前の鎖場、七森、 種蒔分岐を通過し切合小屋到着10:30.朝食を取り、本山管理人小椋秀春氏と服部氏がアマチュア無線で現在地、到着見 込、体調の交信。草履塚、姥権現、御秘所、御前坂と順調に通過し、一王子水場分岐12:30。3人のみ水を補給し、本山 小屋へ向かう。小屋到着12:40。
管理人よりお茶などのサービスを受け、静岡県の吉田氏は御西へ向かう。新津市の高橋氏も飯豊本山へ行ってくると出か けた。結局、日帰り予定が飯豊頂上小屋宿泊となった。(中略)
7月26日07:10、新津市の高橋氏と2人で本山小屋出発。御秘所で岩手県水沢市の小松氏に追いつき、ここから3人パーテ イとなる。姥権現、草履塚を経由し切合小屋到着08:40。私は、切合小屋で佐藤氏よりお茶をご馳走になる。「井上邦彦 氏に(平成5年作成の山と高原地図で《切合小屋管理人佐藤栄氏の自宅電話番号》が違っている)ので、大変迷惑している。 謝罪・訂正等の処置を取って欲しい。」と依頼を受けた(訂正済みである)。種蒔・七森・三国と下山完了。
三国小屋で小休止をしている時に、静岡県の吉田氏が追いついた。私のザックは「三国小屋の可燃ゴミ」等でようやく山 行スタイルになっている。ここから4人パ−テイとなり、さらに、剣が峰・地蔵清水と順調に下山し、昼食休憩。横峰登 山道分岐、秀好清水で小休止後、全員無事下山完了。14:30。