登山者情報406号

【1999年06月09日/梅花皮小屋/OXOより無線】

現在(07:40)梅花皮小屋ではあられが降っており、耳にあたって痛くてしょうがない。

【1999年05月31日/飯豊山登山道グルリ一周356.9km/LFD調査】

会長宅に08:20に迎えに行き、役場駐車場で待つIBYと合流し、町商工観光課に行き打ち合わせを行う。09:00から出張になっているというHZUも駆け付け、登山客への注意看板「梅花皮小屋解体中」を立てる位置のアドバイスを受ける。ホームセンターコメリから看板用の杭を購入する。10:00に私の車のトリップメーターを0kmに合わせ、会長・IBY・私3人の、QKGが名づけた「飯豊山登山道グルリ一周400km」が始まった。
10:30、大石ダム上流の東俣のゲートに到着、走行距離27.5km。早速に看板を設置し、次の目的地である足ノ松尾根の登山口の胎内ヒュッテと車を進める。11:30到着。走行距離は56.3kmになった。ヒュッテの管理人に看板立ての許可を得て立て、写真を撮り出発。腹の虫がなき始めたので、途中の菅谷不動尊で蕎麦を食べたが、少し量が少なく物足りなかった感じがした。が、運転手の私には満腹だと眠くなるのでちょうど良い。
昼食後、湯ノ平山荘を目指すが、加治川ダム上部の所でゲートが閉まっていた。6月20日の湯ノ平山荘の小屋開きの時まで閉鎖となっている。ダムの管理人室にお邪魔をして、ゲートの所に看板の設置をお願いする。6月20日に登山口まで看板を移さなければならないと思う。走行距離は115.1km、時間は13:17である。急がないとあと5つの看板は立てられない。磐越西線の日出谷駅を過ぎた所で、オンベ松尾根の登山口である湯ノ島小屋を目指す。小荒井発電所付近で昨年の豪雨により林道が崩壊しており、工事中であった。工事の人に会長が話をして、工事中の歩行者の通路になっている階段の所に看板を立たせていただいた。工事の人は登山道の刈り払いもした事があり、御西小屋の改築もやっていると言う山の話の分かる人であった。6月30日に湯ノ島小屋で山開きがあるので、それまでに工事を完了させなければならないと言い、その時に看板を移したほうが良いのではと言ってくれた。走行距離は172km、時間は15:11である。再び459号に戻り、奥川飯里から弥平四郎に行く。集落の外れの林道にワイヤーで車止めがされて、鍵がかかっていた。鍵は一番奥の家で管理しており、山菜採りは入れないが登 山客には鍵を貸してくれることになっていた。弥平四郎登山口の駐車場には一台の登山者の車があった。登山口に看板を立てる。時間は16:50、走行距離は211.9kmになった。弥平四郎に戻り鍵を返し、稲荷峠を越え、川入の御沢口に看板を立てる。時間は17:45で走行距離は236.8kmになった。民宿村杉荘に立ち寄り、小椋さんに看板の設置を話すと、「本山小屋のこともあるので、早く工事が終わるように町当局に話をして欲しい。自分も明日、町役場にお願いをしに行く。」と言っていた。小白布口には、山都町で立てた「本山小屋の使用ができない」注意看板があったので、その脇に我々看板を立てた。時間は18:22、走行距離は239.2kmである。腹も減ってきているので、喜多方市でラーメンを食べて行く事にした。IBYが一番旨かったという店でチャーシューの大盛りを食べ、大峠を越え、時間が遅くなったので、大日杉口の看板は山開きの時にでも言いながら小国町役場駐車場に到着。走行距離356.9km、時間は21:00であった。大日杉口に回っていれば400kmを越えていたと思う。翌朝、車に燃料を詰め、会長宅に回ると、奥さんが「朝の4時頃大日杉口の看板を立てに行った」と言う。頭の下がる思いで、 コマーシャルに出勤した。