登山者情報433号

【2000年01月22日/経塚山/菅野享一他調査】

山岳会の新年会のビールをよりおいしくするために、菅野享一・平田健二・平田恵子・井上邦彦の4名で、小国町の眺めが良い経塚山に登る事としました。町外れのゆ〜ゆに車を置いて、カンジキを履き、県社山の末端から取り付きました。昨日の新雪が気持ち良く、軽く舞う小雪は殆ど気になりませんでした。それにしても、アカマツ・ミズナラを始め沢山の樹木が折れたり裂けていました。これは昨年クリスマス直前に、一度にどっと雪が降り、風が吹かずに重い雪だったので町中の樹木に被害が出たようです。雪解け時には、登山道の整備が思いやられます。
膝下の快適なラッセルで、約2時間かけて山頂に着きました。雪洞を作るには雪が少ないので、早速竪穴をほり、ブロックを詰んでいると、吉田岳が元気良く登ってきました。彼の住む大石沢が大雪でなかなか出発できなかったとのこと。それでもここまで30分で、登ってきたそうです。相変わらずの健脚に感心しました。
さて竪穴に天井にブルーシートとツエルトをかけて休み場を作っている間、菅野は何と鴨鍋を作っていました。早速雪穴の中で鴨鍋をつついての宴会に突入しました。山岳会の新年会よりこちらの方が盛り上がってしまったようです。

経塚山々頂にて


下山途中から大粒の雪が落ちてきました。無数の雪粒の中から一つを定め、口で受け止めるという他愛もない遊びに興じながら、ゆ〜ゆでサウナに入り、すっきりして新年会の会場に向かいました。