登山者情報487号

【2000年07月27〜29日/石転ビ沢〜ダイグラ尾根/狩山俊悟調査】

飯豊山の情報について教えていただいた者です。
7月27日に石転び沢を登り,28日は梅花皮小屋から飯豊本山小屋まで。29日はダイグラ尾根を下りました。
29日、飯豊山荘に到着時、ダイグラ尾根で事故が発生していることを聞きました。この日は05:15に本山小屋を出発しました。たまたま前日にダイグラ尾根を登ってきた方と同宿し,ダイグラ尾根の水場や登山道の情報を得ることができました。
出発した時はガスで、時折小雨が降る天気でした。頂上を05:30通過,頂上から10分ほど下ったところで、雨具を着けている男性二人組を追い抜きました。さらに10分後、急坂をゆっくりと慎重に下っている男女二人組に追いつき、しばらくいっしょに歩きましたが、先に行くよう道を譲られ、追い抜きました。
その後、雨でやや濡れている岩稜を慎重に通過したり、アイスバーン状になった雪渓をアイゼンをつけて通過したり、高山植物の写真撮影をしたりしていたため,頂上から宝珠山までのコースタイム1時間のところ2時間15分ほどかかってしまいました。
07:45に宝珠山通過、09:20に千本峰通過、10:10に休場の峰で休憩している男性一人を追い抜きました。
水場(下り2分30秒、登り3分でした)には10:50着、昼食をここでとって11:40発、玉川の吊橋に12:50たどり着いて、一息入れ、14:00飯豊山荘に到着しました。
ダイグラ尾根は予想よりも小さなアップダウンが多く、コースタイムどおり歩くのはなかなか難しいというのが実感です。
なお、ダイグラ尾根の途中で、ヒキガエル1匹、ホシガラス1羽、マムシ2匹、マムシ以外のヘビ1匹、モリアオガエルの卵塊(種蒔の池)などを見ました。