登山者情報763号

【2003年10月19日/二王子岳/木内茂雄調査】

タイム
二王子神社8:35〜8:55一合目〜9:10二合目〜9:20三合目(小屋)〜9:40四合目〜9:50五合目〜六合目〜10:25七合目(油こぼし)〜10:35八合目〜10:50九合目〜10:55二王子岳山頂11:15〜11:45六合目〜12:00五合目〜12:09四合目〜12:22三合目〜12:45一合目〜12:58二王子神社
記 録
紅葉を期待して二王子神社前から歩き出す。なだらかな登りで右に小川が流れている。やがて、立派な杉林の中を歩く。道は全般的に急な登りは無く、一合目毎に10分単位なので目標が立て易い。
ブナの葉は黄色に色づいているが、カエデの様な赤い紅葉は見られない。二合目に水場有り、三合目には小屋が有り、1分で水場有りと標識が立っている。この小屋の手前で左に行く道有り2.3分登って行くと祠が立っている(写真参照)。そして、直ぐに小屋に着く。右に直進する道に対し、数分遠回りである。
七合目手前の“油こぼし“が30メ−タ−くらい急登で登り切ると七合目の標識有り。
八合目の直ぐ先、右側に水場有り、左下が少し草付きになっているので夏場には何か花が咲いているだろう。
九合目に行く手前、左少し奥に傾いた小さな祠有り(写真参照)。
10時40分に乗越に出ると展望が完全に開け向こうに山頂小屋のド−ム状の黄色い屋根が見える。期待していた紅葉は終わっていてナナカマドの赤い実が目立つだけであった。
山頂に着いた時は、目の前に見える飯豊連峰の稜線近くまで雲がかかっていて、かろうじて大石山、鉾立山辺りと大日岳の冠雪が見えたが大日岳の頂上は雲の中であった。
日があたっていないので、雨具を着ていても寒く少し飲食をして直ぐに元来た道を引き返す。
来る時は後ろを振り返らなかったので気が付かなかったが、遠くに日本海と手前には新発田辺りの市街地が見下ろせる。
(昨年6月7日に登った時は花の写真を撮りながらだったので登り3時間20分かかったが、今回は2時間23分とかなりの差がでた。)

二王子神社 二王子神社の言われ
神子石 三合目そばの祠
黄葉のブナ林 九合目下の傾いた祠
二王子小屋 二王子岳山頂より冠雪の飯豊連峰
雲に隠れた雪の大日岳