登山者情報923号

【2005年06月30日/石転ビ沢/関英俊調査】

石転ビノ出合まで全て夏道を歩く状況になった。梶川出合は川原の手前から大きく崩壊地の上を迂回して梶川に出て渡渉した。状況が悪く夏道を行く気がしなかった。石転ビノ出合にも亀裂が入り始めていた。・・・2005年6月30日09:40、梅花皮小屋管理人OTJ(関)より無線受信

【2005年06月30日/石転ビ沢/齋藤卓哉調査(投稿)】

 6月30日石転び沢を登りました。数日前の大雨の影響から,状況が大きく変化していました。梶川付近の通過にとても難儀しました。増水した梶川を渡るのに緊張し,また通過直後の道は,雪渓が崩壊しかかっていて,恐ろしくて使えず,藪を漕いで岩のところにでました。雪渓の上をたどれるのは,石転び沢出合からでしたが,本石転び沢出合間に幅50センチ程度の長い亀裂がいくつか走っていました。
 できの悪い写真ですが,当日このコースの一般の登山者は我々2名だけだったようなので,参考までにお送りしてみます。(写真)2年前の事故現場,梶川の大岩とはこの岩か,と思いましたが,断定には自信がありません。(→その場所です。井上)
 2日下山の予定でしたが,1630m草付きのところで,同行者の状態が悪くなり,ぎりぎりの判断で撤退しました。無事下山しました。5月の訓練がとても役に立ちました。

赤滝下流の大岩 北股沢出合から中ノ島(草付キ)