山形県山岳連盟県民登山 2011

【2011年09月18日/北蔵王縦走/べにばな霞城山の会 大滝潤二】

 宿泊28名(内2名は登山しない)、日帰り10名 、登山行動36名。
 県岳連の県民登山は、「べにばな霞城山の会」が主管になり、北蔵王縦走コースで実施しました。1日目は「蔵王エコー山荘」で懇親会をしました。持ち込みの飲み物も多く、結構盛大に懇親会ができました。
 朝起きるとまずまずの天候です。5:30過ぎからバイキングの朝食をとり、昼食のおにぎりを受け取ってから、刈田駐車場に移動します。日帰り参加の10名はここで合流しました。準備運動をして出発します。
 リフトの脇を登って、馬の背に出て、御釜が見える所で最初の休憩。馬の背を歩き、熊野岳の東肩の避難小屋の所に出ます。ここが本日の最高地点ということで記念撮影。砂礫の道を下ると、コマクサが多い個所で、まだ数輪咲いていました。さらに岩の道を自然園まで下って休憩後、なだらかな道を名号峰まで行きます。名号峰から下ると樹林帯に入ります。下見の時には倒木が多く苦労したのでしたが、きれいに片づけられ、歩きやすい道になっていました。ばて気味の人が出て、時間をかけて八方平避難小屋に着き、昼食休憩。調子の悪い人をここから下らせることも考えましたが、何とか登れそうなので、予定コースを全員行くことにしました。
 昼食後の南雁戸の登りは結構きついですが、何とか登り南雁戸の山頂で今までのコースを振り返ってみます。ずいぶん長いコースを歩いたものだと感激です。南雁戸からの下りは急な岩場もあり緊張し、時間もかかります。雁戸山に登って休憩にしましたが、かなりの時間差がつきました。雁戸からは「蟻の戸渡り」の尾根を行きますが、所々ロープに頼る急な部分があり苦労します。下り終わった新山分岐で休憩。ここからトラバースしていくが、暑くなってきたので熱中症気味の人が出てきました。関沢分岐から2名は救護係と共に笹谷峠に降りてもらう。ここからは、皆さん疲れてはいるが、まずまずのペースで下ることができ、関沢には何とか5時ちょうどに着きました。
 関沢からバスに乗り、刈田駐車場に戻って解散しました。天候が良く、しかも登山道の整備が済んだあとだったので、時間は遅れましたが歩き通す事が出来ました。参加した皆様のご協力と頑張りに感謝申し上げます。