会員の山行011号

【月山/2002年07月28日/木内茂雄調査】

タイム
湯殿山参篭所6:00〜車道〜6:20湯殿山神社〜7:20装束場〜姥ケ岳分岐〜牛首リフト駅分岐〜9:30鍛冶小屋9:50〜10:00月山神社10:30〜装束場(小屋の後ろの道)〜13:00湯殿山神社(写真を撮りながらのユックリタイム)
記 録
湯殿山参篭所から上は一般車乗り入れ禁止で、参拝バスが出ているが朝早いので、舗装道路を20分位歩く。道脇に花の終わったミズバショウを見かける。
湯殿神社裏手から登山道が有り、暫くなだらかな道で、やがて沢沿いの急な登りとなる。沢から離れるようになると、急な鉄梯子の連続となる。この月光坂らしい急登を登り切り、視界が開けてくると装束場(小屋)であった。小屋の中には蛇口があり、隣にはトイレも有る。
暫く進むと残雪の有る窪地にはヒナザクラが群生しており、ミズバショウも見かける。30分位歩くと水量の有る沢を横切る。この清身川らしい沢にビ−ルを一缶冷やしておく。
この辺りはミズバショウが盛んである、その他、色々な花に出会うようになる。それらは後述する。牛首の右斜面にはまだ残雪がありスキ−をしている人達がいた。ここから、鍛冶小屋まで傾斜がきつくなり、20府位の登りだったろうか鍛冶小屋に着いた。小屋から頂上までは一寸の間である。
頂上といえば普通狭いものだが、ここはピ−ク言うにはあまりに丸く平らな頂上である。羽黒山側から来た参拝者も集め大にぎわいである。
平らな頂上にハクサンフウロが多かったことと、ミヤマリンドウの株が有った事と名の判らないアザミが群生していた。
帰りも同じ道を引き返すが白装束をした多くの信者?と一般登山者でまた渋滞である。
まずよくもこんなに来るものだとウンザリ。(私もそのひとりだが....。)
牛首の下まで降りると道幅が広くなるので、追い越しを掛ける。
金姥で湯殿山方面に分岐してから漸く人波がすくなくなる。
装束場で、小屋の裏の道をとる。笹藪を伐採した道でいくらか歩きずらいが、登山客がいなくてとても歩きやすい。距離は同じくらいと思う。
見かけた花を列記すると、イワアカバナ、イワハゼ、ニッコウキスゲ、チングルマ、ゴゼンタチバナ、ウラジロヨウラク、タテヤマウツボグサ、ミヤマコウゾリナ、イワオトギリ、イワイチョウ、ベニバナイチゴ、シロバナクモマニガナ、タカネニガナ、ミヤマアキノキリンソウ、ヤマハハコ、マイヅルソウ、モミジカラマツ、ウサギギク、トモエシオガマ、ヨツバシオガマ、ダイモンジソウ、ハクサンイチゲ、ミネウスユキソウ、ハクサンシャクナゲ、ミヤマホツツジ、コバイケイソウ、バイケイソウ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンシャジン、等々であった。

アザミ ウサギキク
シロバナトウウチソウ タテヤマウツボグサ
ノウゴウイチゴ ミズバショウ
ヒナザクラ
ミヤマリンドウの株 ミヤマコウゾリナ