会員の山行 044号

【2004年08月29日/越後駒ヶ岳/木内茂雄調査】

タイム 
枝折峠登山口5:16〜5:37大明神〜5:41明神山〜6:45駒ノ湯〜7:;13百華の池7:18〜8:11駒ノ小屋〜8:29稜線(中ノ岳への分岐)〜8:32山頂8:42〜9:12百華の池〜9:40駒ノ湯〜10:05道行山〜10:46大明神〜11:03枝折峠登山口
記 録
枝折峠に早く着いたので夜明けまで仮眠した。朝食をしながら、外を見ると天気はもちそうだ。駐車場から登りになるが、直ぐに緩やかな尾根筋となる。サラシナショウマ、ホツツジ、ヨツバヒヨドリが咲いている。
大明神という辺りで“銀の道”という道が交錯している。明神山も過ぎ、歩む遙か向こうに目指す駒ヶ岳が見え、左下方には銀山湖が見える見通しの良い尾根である。そして、百華の池までは全体的に緩やかな登りながら、数回の起伏を繰り返す。花は少なく、ノリウツギとイワウチワ、マイヅルソウの葉を見かける。百華の池は以前植物が多かったが、荒らされたということで今は通行止めになっている。此処から本格的な登りで、何処かにアザミ有り、やがて、低木帯も切れ左斜面は草地、右斜面は雪崩に舐められた岩肌になっている。高度を一挙に稼ぎ下から見えなかった駒ノ小屋に着く。何処かに水場の標識が有った。
この辺り時期には花が有りそうだが今は判らない。判別できたのはイワイチョウ、コバイケイソウ、キンコウカ、が多いようだ。それから、山頂近くでハクサンフウロが咲いていた。中ノ岳から来る道との合流点が稜線で、右に折れ、ここからほぼ平に3分で山頂となる。この平な稜線にナナカマドとシャクナゲが有った。山頂では飯豊連峰/梅花皮小屋のOTJと無線の交信をする。
それから、早速、ザックの中から食料袋を出し、はやる気持ちを抑え、ビ−ルを出そうとした。ところが、無い!....愕然とし、一瞬呆然とする、コンビニで買ったつもりでいたが、勘違いしていたのだ。
普段、水は飲まず、ビ−ルで水分補給をし、つまみで栄養をとっていたのだが、これには参った。途端に元気がなくなりウイダ−を飲んだだけで引き返す。結局350ccの野菜ジュ−ス2本で一日を過ごした。
あまり日陰のないコ−スなので、帰りの日差しには参った。

アザミ オヤマリンドウ
ホツツジ 越後駒ヶ岳
銀山湖 駒ヶ岳山頂
中ノ岳