会員の山行 056号

【2005年05月03日/両神山(日向大谷コ−ス〜七滝コ−ス)/木内茂雄】

タイム  
第一駐車場8:42〜8:47両神山荘前〜9:15七滝コ−ス分岐〜9:25沢9:50〜10:37弘法の井戸〜10:50清滝11:15〜11:30七滝沢分岐〜12:02両神神社〜12:30山頂13:40〜13:57両神神社〜14:21七滝沢分岐〜14:30養老の滝〜14:55赤滝分岐〜15:32休憩所〜15:40日向大谷コ−ス合流〜16:08第一駐車場
記 録
現着が遅かったので駐車場より15分も下に車を止めた。両神山荘前の花桃らしい鮮やかな花を眺めながら、標識に沿って進む。山の名前の通り神がかっていて、途中に何かの石像とか、時々文字が判読しにくいが石塔が立っている。
右に七滝コ−スを見やり進とやがて沢に降り暫く沢沿いにいくので水場には不自由しない。これまで、山吹、ヤマツツジ、キケマン、イチリンソウ、エチゴキジムシロ、ユキザサ、チゴユリ、バイカウツギ、等を見つける。この後清滝小屋までにシロバナエンレイソウ、ヒメイチゲ、それから斜面にニリンソウのお花畑が続き、その中にまだ花の無いコバイケイソウをかなり見かけた。
それから、私の住む地区ではシドキナと呼ぶ山菜が道々に有ったので、それを摘み取り翌日、甲武信ガ岳のオカズにした。
清滝小屋周辺にはハシリドコロを多く見かけ、どこかでヒトリシズカ、ラショウモンカズラ、ヒイラギソウ、深山ハコベ、ヒメウツギ、コガネネコメグサ、ウスバサイシン(葉の下に目立たない茶色系の花が咲く)、それとトリカブトに似た葉を見かけた。
頂上に近づくに従い‘花の百名山’で説明されているアカヤシオの花が目立ってきた。(ムラサキヤシオとあまり変わりがないように見えるが。)山頂近くはまだ満開ではないが一週間もするとアカヤシオのトンネルを歩くようになるだろう。山頂の岩の隙間にも根を張り咲いているのには感心する。
帰りは、七滝沢分岐まで同じ道を下るが、山道に慣れていない人が多く所々渋滞するが、分岐から左に七滝沢コ−スに分かれると誰もいなく落ち葉を踏みながら快適に下る。途中の日陰には少し残雪があり、その他ハシリドコロを見かける。日向大谷コ−スに合流するまで誰にも会わず静かで良いコ−スであった。

不明 不明
アカサヤシオのアップ アカサヤシオ岩にへばりつく
エンレイソウ、白 カンザシスミレ
キケマン ニリンソウの群生
バイカウツギ? ハシリドコロ
ヒイラギソウ ヒトリシズカ
ヒメイチゲ? フリハタザオ?
山頂のアカヤシオ 山頂より下りにてアカヤシオ
山頂直下アカヤシオ咲き始め 登山口の紅梅
両神山荘 両神山荘周辺の新緑風景