会員の山行 066号

【2005年08月12日/大山/鳥取県/木内茂雄】

タイム 
登山口駐車場8:55〜9:15一合目〜9:30二合目〜9:42三合目〜9:45(1100m地点)〜10:00四合目〜10:05(1200m地点)〜10:12五合目〜10:20(1300m地点)〜10:29六合目(避難小屋)10:41〜10:557合目〜11:02(1500m地点)〜11:16八合目〜11:18(1600m地点)〜11:27九合目〜11:33山頂小屋〜11:35山頂〜11:37山頂小屋12:46〜13:06(1500m地点)〜13:17六合目〜13:26元谷への分岐〜13:30(1200m地点)〜13:40(1100m地点)〜14:37登山口駐車場
記 録
昨日は山口県周南市に出張だったので、帰り道にまず大山を選んだ。周南市のホテルを4時に出たので登りだしは遅かった。
天気は曇りと小雨で上部は見えないが、こういうチャンスはまたと無いので登山開始する。
駐車場の出口に小石が置いて有り、“山頂が荒れているので一人一個持ち上げ運動”の様な説明が有ったので、一個ザックに入れた。
登山道は階段で始まり、その内に丸太で土留された階段になりそれがかなり上まで続くので歩きづらい。ナラとブナの混ざった森林帯を進むが、やがてブナ林となる。小雨が降ったり、止んだりでブナは霧に霞んで風情がある。その傍らに時々、私として初めて見るヤマジノホトトギスが咲いている。それとソバナの白と薄紫が目立つ。その他カニコウモリ、ズダヤクシュ、ヤマソバ、オトギリソウ、トリアシショウマ、アザミ、等と終わったガクアジサイ、ナルコユリらしい葉を見つける。六合目の避難小屋辺りからは景色が良さそうだが霧で視界は効かない。小屋の中を覗いて見ると畳四畳位の狭い小屋だ。
この先は次第に見晴らしが良くなるようだがついに晴れなかった。
八合目辺りからキャラボク街道になり、傾斜は緩やかになり、やがて登山道はキャラボクの上の木道になる。
そして、道は山頂までお花畑に変わっていくが、見かけたのはコオニユリ、コウゾリナ?、ダイモンジソウ、ノリウツギ、バイケイソウ、何とかが付くホタルブクロ、サラシナショウマ、シモツケソウ、コゴメグサ、ヤマハハコ、クガイソウ(説明ではナンゴクが頭に付くらしい)、それからハクサンフウロと思ったらシコクフウロと説明されていた。山頂ではタチギボウシを一株見つける。
山頂小屋と山頂は目と鼻の先で晴れていれば目の前だろう。霧で視界悪く、広い小屋の中で天気祭りをするが晴れる事はなかった。
帰路は元谷の分岐まで同じ道を戻り、此処から右に大神山神社を目指す。距離は700m長いと標識に記されていたが、誰にも合わず静かで山を楽しめる。道は相変わらず丸太の土留めがされた階段状の下りである。元谷の広い河原に出ると右少し上に避難小屋が見えた。その先、右岸に渡り、樹林帯を緩やかにノンビリ下り、やがて大神山神社の庭に出る。
脇にはクサギの大きな木に花が満開であった。
神社、仏閣の建物等の写真を撮りながら、ユックリと登山口まで降りた。

登山口の標識 ホツツジ
ヤマジノホトトギス
シモツケソウ 霧にむせぶブナ林
ソバナ(白)
ソバナ
不明 六合目避難小屋
ヤマハハコ 途中の山ノ神
アザミ ノリウツギ
キャラ 山頂近くの木道とキャラ
ホタルブクロ
シモツケ クガイソウ
山頂付近の
クガイソウとサラシナショウマ
コウゾリナ
コオニユリ コゴメグサ
サラシナショウマ ダイモンジソウ
バイケイソウ他 ハクサンフウロ
霧の中を登る子供 大山山頂
タチギボウシ 元谷経由の標識
大山のおいたち 元谷の避難小屋
クサギの見事な花 大神山神社
解説
大神山神社の階段
神門の階段 大神山神社の神門
神門の動物像 日本一と言う参道の石道
参道途中の石像 石像の説明書き
大山寺の山門