会員の山行　068号

タイム　
登山口（駐車場）5:18〜6:01赤倉源泉6:10〜6:40麻平への分岐〜7:24胸突き八丁〜7:45尾根〜7:50天狗堂8:00〜8:07光善寺池〜8:23風穴〜8:55鎖場〜9:35山頂10:17〜11:00風穴〜11:07光善寺池〜11:11天狗堂11:19〜北地獄谷〜12:16赤倉源泉〜12:36登山口（駐車場）
記　録
燕温泉の外れの薬師堂から暫くスキ−場の中を歩きやがて、北地獄谷になる沢を右下に見ながら源泉まで緩やかな山道を歩く、途中目立つのはソバナ程度である。
赤倉温泉源泉から少し行くと、右前方に赤茶色した崖から二段の滝（光明滝、称名滝）が見える。途中、右に麻平（現在吊り橋が落ちていて通行止め）の標識を見て沢沿いに歩く。
此処まで見た花はトリアシショウマ、バアソブ、ガクアジサイ、オトギリソウ、ミヤマコウゾリナ、オチクラブシ、モミジカラマツ、カラマツソウ、アザミ、バイケイソウ、タマガワホトトギス、そして、オヤマリンドウの蕾とアカモノの赤い実であった。
やがて、道は沢から左に外れ、直ぐに胸突き八丁の坂となるがさほどではない。天狗堂まで２００ｍ／３０分と標識有り。
急坂が終わる頃、尾根に出た感じで右方向に進む。この辺りから周り岳樺の林になり鎖場までこれが続く。花はヅダヤクシュ、ホツツジ、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、と終わったマイヅルソウ、イワカガミ、エンレイソウ、サンカヨウ、ノリウツギ等を見つける。天狗堂には小さな石の祠あり、その先、数分で光善寺池と有ったが花らしいものは見つけられなかった。
風穴を過ぎ鎖場近くになると一株トウヤクリンドウを見つけ焦って撮ったが、下って来る人に“山頂付近にはかなり有りますよ”と言われ一枚だけにした。
鎖場と言っても火山岩の山肌でスタンス、ホ−ルドが豊富で別に問題ないが、モタモタしている人がいた。（少しはトレ−ニングしてきてもらいたい。）
山頂近くなると、成る程、トウヤクリンドウが満開で暫しファインダ−を覗く。その他にトリカブト、タカネニガナ、シロバナニガナ、ヨツバシオガマ、ハタザオ、ハクサンオミナエシ、キオン、そして終わったシラタマノキ、ツガザクラ、コケモモ、等が有る。
山頂は少し霧で見通し悪く、最初右側に“将軍地蔵“が祀って有る所が山頂かと思ったら、左に数分岩のゴツゴツした所を行って山頂となる。（何だか将軍地蔵の方が高い気がした。）
山頂からは“火打山”に向かう縦走路も有るのだが、標識が有る様な、無い様な、少し不明瞭なので地図で良く確認した方が良い。
一日、どうにか天気は持ち、同じ道を引き返した。