会員の山行 108号

【2007年10月20日/男体山(日光)/木内茂雄】

【タイム】 
 志津乗越:駐車場10:03〜10:05志津小屋10:12〜10:15一合目〜10:32三合目〜10:42四合目〜10:56五合目〜11:05六合目11:09〜11:31八合目〜11:50九合目〜12:04男体山山頂12:50〜13:00九合目〜13:13八合目〜13:33五合目〜13:47三合目〜13:52二合目〜14:02一合目〜志津小屋
【記 録】
 天気良く、湯元の湯ノ湖の近くの道路端に車を止めて写真撮りしてる人達がいるので、少し混んでいる。景色はどうかなと、車を道端に止め、湖の水際まで行ってみると、快晴の空のもと、湖に雪を被った前白根と湖畔の紅葉が見事で暫し写真を撮る。その後、戦場ヶ原から志津乗越の狭い駐車場に行き、どうにか車を止めて志津小屋に向かう。2分で小屋に着きトイレを探すが無い、此処も用足し後、鍬で埋めるようだ。それから、標識に従い山頂を目指すが3分で一合目の杭が有る。その後も大雑把な等間隔で各合の杭が立っているが、時には見落としてしまう。
 小屋出発の頃はカラマツ林の中であったが、次第にシラビソ主体にナナカマド、岳樺混じりの樹林帯を登って行く。七合目辺りから、昨日降ったらしい雪がチラホラと見えるようになる。そして、八合目辺りからは岳樺林へと変わってくる。その葉も落ちているので、景色が眺められるようになる。シャクナゲも混在してくるが花芽が殆ど付いていない。九合目からは傾斜が緩やかになり周囲の山々を見渡しながら、山頂への平坦な道を行く。その道は雪解けでグチャグチャして、泥んこがひどい。
 山頂に着くと、中禅寺湖側から登ってくる人で賑わっている。景色は360度の展望で、遠く雲の中に、富士山が霞んで見え、その右には南アらしい山並み、そして、その右には2週間前に登った白根山、更に右に近く太郎山、大真名子山、その奥に明日登る、女峰山、そして、更に右遠くに筑波山らしい山が見える。そして、一回りして、眼下には霧の晴れ間から中禅寺湖が見える。もっと見えるはずだが、その他の山々は雲の中で見えない。この景色に満足してから、寒い中、食事をして、志津小屋に引き返す。
 尚、志津小屋前の水場は完全に涸れているし、周りにも水はないので、この時期は下から汲んで来ないと駄目である。

湯元:湯ノ湖に映る前白根と紅葉 男体山志津側登山口
志津小屋前の二荒山神社の説明 志津小屋前の二荒神社
志津小屋 志津小屋脇にある石像
一合目の杭 二合目辺りで太郎山を振り返る
初雪と紅葉 初雪の白根山を望む
山頂に近付く 山頂の三角点
山頂 山頂全景
二荒山神社男体山山頂奥宮 奥宮脇の方位盤
山頂より中禅寺湖を見下ろす ナナカマドの実右後方女峰山
山頂近くの紅葉