会員の山行 112号

【2007年12月09日/榛名山(烏帽子岳、相馬山、榛名富士)/木内茂雄】

【タイム】
☆ 烏帽子岳
    登山口8:56〜9:12鞍部(鬢櫛山への分岐)9:32山頂9:36〜10:02登山口
☆ 相馬山
    ヤセオネ峠登山口10:21〜11:01山頂12:12〜12:39ヤセオネ峠登山口
☆ 榛名富士
    ビジターセンター近くの登山口13:02〜13:45山頂14:00〜14:24登山口

【記 録】
☆ 烏帽子岳
 子持山を考えていたが天気予報が良くないのでこの山に変更してきた。
前日の霙と雪でヤセオネ峠近くの道は凍っていていたが冬タイヤにしてあるので、緊張しながらも、伊香保から榛名湖に登ってきた。標高差が少ないので三座を登ることにして、まず烏帽子岳にする。榛名湖の対岸から眺めると格好が良いので期待して登山口の赤い鳥居をくぐり、標識に従い登り始める。周りはカラマツ、ナラ、雑木で地面は笹といった風景を見ながら15分も登ると鞍部に出て、左、鬢櫛山の標識を見ながら右に折れる。直ぐにウッスラした雪を踏むようになり傾斜もきつくなる。そして、林はナラ主体の雑木林に変わり、笹をかき分けるようになり、傾斜が緩くなると間もなく山頂となる。見晴らし悪く、落葉した枝の間より相馬山がやっと見えるくらいで、木に葉が有る時期は殆ど見晴らしが利かないのではないだろうか。
☆ 相馬山
 ヤセオネ峠側から見た相馬山は平凡な丸山にしか見えないが、榛名湖側から見ると尖っていて格好が良い。登山口からしばらくは緩やかに右に巻くようにして歩き、やがて左に折れてから、次第に傾斜がきつくなり、鉄梯子を登るときも有る。雑木林を登って行くので見晴らしは良くない。山頂では南側に秩父の武甲山がクッキリ、と富士山が幽かに見え、地元らしい人の話では中央アルプスも見えるとか。
信仰の山らしく、かなりの数の石塔、石像等が狭い山頂に所せましと並んでいる。また山頂の神社の名前が黒髪山神社とあるので白髪と禿に悩む人はお参りに来ると良いのかも。
山頂まで雑木が続いているがツツジが混ざっているので春には花が楽しめそうだ。
☆ 榛名富士
 登山口は見落としそうなところに標識が有、駐車場は無く、路肩の脇にスペースがあったのでそこに停める。直ぐに雑木林の中をジグザグに登りだす。地面は一面、笹で覆われている。木の葉が落ちているので、榛名湖が太陽に光って見える。夏は恐らく景色は良くないだろう。ロープウエイ駅に出ると見晴らしは良くなる。真下には榛名湖が手に取るようだ。数分で神社の有る山頂に着く。見晴らしは良く、先ほど登った、相馬山が格好良く聳えているし、その左には十二カ岳,小野子山、子持山二つ岳、水沢山、その向こうには赤城山、筑波山が見える。右を見ると、遠くに富士山、手前に鼻曲山、浅間隠山、浅間は裾野で上は雲の中、谷川岳方面も雲の中で見えない。所謂360度の大パノラマで景色はこの山が一番良いようだ。

【烏帽子岳】
登山口標識 登山口の鳥居
加護丸稲荷大明神 鞍部の標識
途中の狐 山頂近くの鳥居
山頂 山頂より相馬山を望む
すれ違いの登山者
【相馬山】
ヤセオネ側から見た相馬山 榛名湖側から見た相馬山
登山口 登山口に有る説明書き
途中の鳥居 途中の鳥居
分岐の標識 途中の鉄梯子
相馬山標識 山頂の祠
山頂の石像 山頂の石塔
山頂の石塔 山頂の石像
山頂の石像 山頂の石像
山頂の石像 山頂の祠
山頂の石塔 山頂の石像
山頂の石塔 山頂の石塔
山頂の黒髪山神社 黒髪山神社の説明書き
黒髪山神社内部 山頂の石塔
【榛名富士】
榛名湖を見下ろす 榛名富士山頂標識、後方相馬山
山頂より右、相馬山、左、二つ岳 山頂より右、相馬山、左、二つ岳
山頂の案内板 山頂に有る富士山神社
富士山神社の説明書き 山頂から見下ろすロープウエイ駅
ゴンドラ ゴンドラ
展望する人 武甲山方面を望む
相馬山と前橋市街 榛名富士全景
榛名富士全景