会員の山行 115号

【2008年02月10日/蔵王仙人沢/吉田岳】

 今回はkonnchannを誘い、また仙人沢へ氷瀑登りに行ってきた。前回の14本爪を購入してやってきたリッチなECBとは対照的に、konnchannは皮の登山靴に10本爪アイゼンそしてハスクバーナーの林業用ヘルメットというスタイルである。それではたして登れるのか疑問であったが、とりあえず現場へと向かった。
 蔵王ライザスキー場ゲレンデトップから、konnchannがテレマークスキーで歩き始めるやいなやシールが外れた。よく見れば糊気がほとんど無くなっており、これでは無理と判断。さっさと諦めかんじきに履き替えた。沢を覗き込むと、先客パーティーがいた。そのトレースを使い現場まで下りていく。先客は私の知り合いでもある東根市の登山グループと、東京の山岳会の人達だった。初級コースが使われていたため、中級コースに取り付くことにした。
 まずは私が垂壁をリードでトライ。何とか終了点までたどり着き、トップロープにして下りてきた。konnchannは今回が氷壁初挑戦。それでいきなり垂壁は可哀想だったが、仕方ないのでとりあえずトライしてもらうことにした。しかしやはり登ることはできなかった。1m登っては滑落を繰り返した。それで私が3回ほど連続で登った後、初心者コースを登っている東根のグループにお願いし、その場所を使わせてもらうこととなった。
 さてこれがまずkonnchannの氷瀑デビュー。ちょっとへっぴり腰ながらなんとか終了点に到着した。気持ち的に余裕の出てきた2回目は、ややかっこよくなり、時間も短縮されて到着。とりあえずそのことに満足し、今日はそこまでとした。
AXLがトライ 登りました!
konnchannもトライ むりで〜す
糸滝コースは完登しました!