会員の山行 124号

【2008年05月04日/赤城山/木内茂雄調査】

 この時期、我が家の近辺はまだ雪が残っていて花が咲いていないので、ガイドブック頼りに探してみると、赤城山周辺が良さそうなのでやってきた。
 名前の通り“つつじが峰“を登ってみると、ヤマツツジはまだ蕾でトウゴクミツバツツジが漸く咲いている。登り始めて直ぐにハルリンドウに会えた。その先なかなかアカヤシオ、シロヤシオに会えない、しかし、いままで見たことのない花に会えた(写真添付、分かる人は掲示板に記載してください)。
 その他、キジムシロ、ニシキゴロモも見つける。そして、この辺りも鹿害なのかリョウブの木の皮が食べられている。それでも、大きな幹も数本見つける
 “横引き峰”近くになると、意外と急登で手ごたえ有り歩く速度が鈍る。このあたりからアカヤシオが梅の花の親分みたいに咲いている。とても風情ある花で、曇りだけど空中に浮かぶ花びらは何とも言いようが無く、表現出来ない。
 そして、もう一つシロヤシオはと探すが見当たらず、ムシカリの白い花がたまにあるだけ。途中、エイザンスミレをいくつか見つけるが全体的に笹が多く他の花は無い?
 そして“銚子の伽藍”まで行ってみるがついにシロヤシオには会えず、その幹らしい立派なのを何本か見つける。
帰りは周遊コースで茶の木畑の方から“おおさる山乃家”に戻ってくる。登り2時間、下り1時間ちょっとの所要時間である。

登山口 登山口の案内板
トウゴクミツバツツジ ハルリンドウ
スミレ ヤマツツジの蕾
ヤマツツジの蕾とトウゴクミツバツツジ ニシキゴロモ
途中の標識 途中のトウゴクミツバツツジ
ムシカリ
キジムシロ アカヤシオ一輪
アカヤシオ アカヤシオ−2
リョウブの幹 エイザンスミレ
さねすり岩 さねすり標識
途中の標識 途中の標識
途中の標識 途中の標識
途中の標識 途中の標識
下山口の標識