会員の山行 142号

【2009年02月22日/白根山(新潟県旧下田村付近)/木内茂雄】

【タイム】
 8:27国道入口〜9:28登山口〜10:05山ノ神〜10:50二本松(仮称)12:00〜12:21山ノ神〜12:35登山口〜13:15第一ゲート〜13:25国道入口
【記 録】
 天気が良いので先日見た白根山を目指す。登山口が分からないので近くで何人かに道を聞く。そして、まず粟ケ岳登山口の方から登ろうとしたが、集落外れで徒歩になっているので方向変換、カモシカ病院の横より国道289号線を笠堀方面に10分も走ると左に白根山方面の標識が有るが見落とし易い。除雪されていないが強引に車で進んだが直ぐに諦める。
 凍み雪を期待して、カンジキ付けずに夏時間で登れると計算して来たが駄目で直ぐに装着する。第一ゲートらしき所までで踏跡が消え、唯一人でラッセルを続ける。それほど深く沈むわけではないがペースは上がらない。1時間歩き漸く、林道から左に外れ登山道になる。登山口の標識はかろうじて見えるがもう少し雪が多いと隠れて判らないだろう。此処から直ぐに登りとなるが、左側の尾根を目指して登り始めるが、どうも夏道が見つからない。ガイドブックを見ると登山口から右の沢に沿って少し登り、その沢を渡って尾根に取りつくと有る。そこで、トラバース気味に沢まで降り、夏道のロープが張られている所に出て、沢を渡り尾根に登る。灌木帯の尾根で暫く行くと杉林に入り、やがて、“山ノ神“の標識が雪からかろうじて頭を出している。右を見ると小さな石の祠が有り、そこに小さな石の男根が祭られている?何だか貧弱だなと思いながら、祠の前の雪面を見ると盛り上がっているので、堀出すと木製の立派な男根が二本出現した。
 大きさが分かるように手袋を乗せて写真を撮る。それから又ラッセルを開始するが、一人なので、なかなか高度が稼げない。途中、右方向に次に行きたい烏帽子岳が良く見えるが木の葉が有る時期がどうだろう。そして、大きな赤松が少し離れて2本有る所で、大休止をする。この後、今日はとても山頂までは行けないので空身で10分登り、一つのピークが見えるのを確認してから下山する。
 帰りは早い、登山口まで楽楽と降り、振り返って見る。そして、冬の場合は登山口からでなく、直ぐ先の沢を渡り、直ぐに左の尾根に取りつけば良いなと確認して次の機会にはと考える。
 帰りに国道を走っていると正面に見える袴腰山がとても格好良い。そして、カモシカ病院近くで振り返ると粟ケ岳、白根山、烏帽子岳が青空にクッキリと見える。なかなかの景色で暫く写真をバチバチ撮る。守門岳も遠くに見える。この景色を見て大満足して帰路につく。
国道からの入口
国道入口に有る登山口の標識
林道を車で押して見た
林道の標識
兎の足跡のみ
登山口の取り付き尾根
登山口の標識
山ノ神の標識
山ノ神の男根
途中の岩にツララ
途中で烏帽子岳を望む
カモシカ病院と後方左白根山、右烏帽子岳
粟ケ岳を望む
烏帽子岳を望む
左粟ケ岳、右白根山
左白根山、右烏帽子岳
袴腰山が格好良い
八木ケ鼻岩壁と袴腰山