会員の山行 148号

【2009年05月01日/刈羽黒姫山(新潟県旧刈羽村)/木内茂雄】

【タイム】
 磯之辺キャンプ場5:55〜6:15水場(石像)〜6:52神社:33体の石像〜7:01黒姫山山頂7:34〜8:20キャンプ場登山口
【記 録】
 昨年、八石山に登った時、顕著な刈羽黒姫山を見てわざわざ登山口を下見しておいた。そしてカーナビに位置を設定しておいたのが役にたった。
 登山口まで車道で一気に高度を稼ぎ、歩き出す時は誰にも会わない。地元の学校のハイキングコースなのか、登山道は整備されている。しかし、丸太で土留めした階段になっているので、歩きにくい。
 20分も登ると、石像が有、そこは水場になっている。そばには椿が咲いている。途中にスミレ、イワナシ、ショウジョウバカマ、エンレイソウ、カタクリ、キスミレ、キブシ等が咲いていて、楽しませてくれる。それから、どこかの藪からカモシカが威嚇の音をだしていた。
 そして、いつの間にかブナ林のジグザグした登山道を登り、一時間も登るとキチンとした、石段を44段登り台地になりと右に神社が有る。その左向こうの斜面に33体の石像が並んでいる。(何体かは倒れている)雰囲気は山頂が近いと感じる。
 相変わらずのブナ林で、樹幹越しにアンテナ塔を見ながら、一時残雪を踏んで行く、そして、タムシバの花を撮りながら行くと山頂に着く。小さな小屋が有、広さは目見当で五畳ほどである。
 小屋の前には祠と三角点の標識が有、マンサクが咲いている。南方面は見晴らしが利くが、春霞でウッスラと谷川岳らしいのが遠くに見える。直ぐ目の前にはヤマザクラが咲いている。
 帰りは今来た道を引き返し、車道を車で下って行くと棚田百選の案内が有、写真を撮る。
 この山は年をとってから来てちょうど良い山だ。

キブシ
水場の傍らに石像と椿
ショウジョウバカマ
途中の石像
山頂手前の神社左向こうに33体の石像
山頂手前の神社
石造33体
刈羽黒姫山山頂
山頂の祠と小屋
タムシバ
十両(ヤブコウジ)
山頂近くの残雪
エンレイソウ
綺麗なスミレ
棚田を見下ろす
カタクリ
キスミレ
棚田を見下ろす
棚田を見下ろす
刈羽黒姫山全景
棚田百選の認定書