会員の山行 第185号

【2010年04月25日/雨巻山:栃木県益子町/木内茂雄調査】

【タイム】
 登山口9:0〜9:21二番標識〜9:24三番標識〜9:30四番標識〜9:34清滝〜9:38二つ目の四番標識〜9:48沢を登る〜10:01足尾山〜10:05鞍部〜10:11鎖場〜10:14御嶽山10:21〜10:25七番の標識〜10:37八番標識〜10:51猪転げ坂〜11:16九番標識〜11:21雨巻山山頂12:11〜12:15見晴台12:21〜12:25雨巻山〜12:28岩の道と階段の道分岐〜12:47十三番標識〜13:0三登谷山山頂〜13:34登山口
【記 録】
 大川戸Pの先に有る登山口駐車場から左、足尾山方面、右三登谷山方面の標識を左にとる。左の山肌に咲いている山桜を見ながら、又、右に有るログハウス的な建物を見ながら、やがて、山道を歩く。
 ソロソロ野の花も咲き出し、ヤマブキ、ニシキゴロモ、チゴユリ、ユキザサ、そして、ウズラバホトトギスらしい葉と十両の葉も見つける。それから、アオキが多く白い花が咲いている。更に稜線まで時々シキミの群生とその白い花が咲いている。又足元には椿の赤い花びらが落ちているのを見て春の息吹を感じる。
 登山道は標識が完備されているので迷う事無く、まずは、清滝に向かう。落差の有る大きな滝を想定して行ったが、それ程では無かった。此処から4分ほど引き返し、足尾山を目指す。途中、傾斜は緩いが岩肌を流れている沢を登るがそれも直ぐに終わる。そして、ヤマツツジを見つける頃、足尾山山頂に着く。
 この辺りからトウゴクミツバツツジ?を見かけるようになる。山頂から4分も下ると鞍部で、その先少し登って行くと岩がゴツゴツ出始め鎖場も有るが、鎖に触るほどの難しさは無い。5分くらいで、これを登り切ると御嶽山山頂に出る。
 振り返ると見晴らしが良く、益子町らしい市街地が見え、その向こうに益子富士が尖って見える。休憩用の縁台が置いて有りユックリ休憩しながらミツバツツジを撮る。
 此処からそんなに大きくない起伏の雑木林を上り下りして30分ほどで猪転げ坂に着く。名前の通り急だが丸木でジグザグに整備されていて歩き易い。コーナー部で斜面を良く見ると旧登山道は直線で下っている踏み跡が見える、これならば、猪だけでなく人間も何人か転んだろう。
 15分くらいで急登りも終わり、更に15分位で雨巻山山頂に着く。流石に主峰だけあって人が入れ替わり賑やかである。山頂は開けているが、あまり遠望はきかず、足元を見るとモミジイチゴ、エイザンスミレ、アカネスミレ?ノスミレ?などが隣り合わせに咲いている。
 休憩後、下山コースより左のコースの展望台まで行って見ると少し下ったところでエンレイソウを見つける。そして数分で展望台に着くが標識の向きが違うので、少し戸惑う。展望台の階段は手摺がないが、台の上は有る。眺めて見ると筑波山が遠くに良く見える。
 それから、雨巻山に戻り三登谷山に向かう。3分程で岩の道、階段の道と言う標識が有るので左の岩の道を行くが、危ない岩も無く、直ぐに右の道と合流する。ノンビリした尾根コースでリョウブの木を見たり、これから1週間もすればツツジが満開かなあと思いながら行くと、左側が視界の利く三登谷山頂に着く。
 さらっと景色を眺めてから、標識に従い下山する。この後は視界が利かず黙々と登山口に向かう。

登山口
ヤマブキ
ウズラバホトトギス?
ニシキゴロモ
Aの標識
Bの標識
マムシグサ?
Cの標識
清滝
二つ目のCの標識
チゴユリ
キシミ
十両の葉
ヤマツツジを撮る
Dの標識足尾山山頂.
トウゴクミツバツツジ?
尾根風景
トウゴクミツバツツジと後方ヤマザクラ
途中の鎖場
Eの標識御嶽山
御嶽山の休み場
遠くに益子富士が見える
辺りにミツバツツジが咲き始めている
Fの標識
キシミの群生
Gの標識
猪転げ坂
Hの標識
雨巻山山頂風景
エイザンスミレ
アカネスミレ?
キジムシロ
ノスミレ?
人が増えた山頂
見晴台
見晴台からの筑波山
展望台の標識の向きがおかしい
エンレイソウ
山頂を振り返る
Lの標識
Mの標識
何ラン
Oの標識
ヤマツツジの向こうは雨巻山
途中のミツバツツジ
雨巻山を振り返る
三登谷山山頂
Sの標識
21番標識
まだ蕾のヤマツツジ
23番の標識
24番の標識
ヤバブキ
ケマン?