会員の山行 211号

【2011年02月26日/鞍掛山(栃木百名山):栃木県宇都宮市/木内茂雄調査】

【タイム】
 登山口12:46〜12:58双体神〜12:59鞍掛神社入口〜13:04岩、尾根コース分岐〜13:23鎖コース稜線〜13:25古賀志山への分岐〜13:26鞍掛山山頂〜13:33大岩(展望台)13:56〜13:59鞍部より下山口〜14:08岩、尾根コース分岐〜14:10鞍掛神社入口〜14:11鞍掛神社14:12〜14:14双体神〜14:33昌子岩〜14:36名無峰〜14:38鞍部より下山口〜14:46岩、尾根コース分岐〜14:47鞍掛神社入口〜14:49双体神〜14:55登山口
【記 録】
 前夜飲み会があったので、朝、アルコールが抜けるのを待ってから出発したので軽い山を目指して来た。昼食を済ませてから特長ある鞍掛山を目指して近付き、射撃場とゴルフ場の脇を通り、林道に入る。登山口に駐車場は無く、林道脇に車を停める。右側の林の向こうはゴルフ場で、プレイヤーの声が聞こえてくる。
 檜の林の中を沢沿いに登って行くと10分程で右の岩の下に頭が取れた双体神が有る。更に1,2分登ると右に鞍掛神社の標識が有る。直進して5分で左岩、右尾根コースの分岐標識に出る。ここを直進すると、間もなく檜林の急な登りとなる。離れた所に岩があるが単なる急登で、左にコンクリート杭に鎖が張られている。此の急登も20分程で登り切り、尾根に出る。此処を右に折れ2分で左に古賀志山への分岐標識が有る。更に緩やかに直進すると1分で鞍掛山山頂に着く。
 此処までの途中も、山頂も見晴らしが利かない。直ぐに前進するとアセビの葉、リョウブの幹、ツツジ等を見つける。そして、6分で大岩下に着く。ほんの1分登る岩だが、上がって見ると展望台になっていて、遥か下には宇都宮市街が見えるし、右を向けばデコボコの古賀志山塊が逆光に立っているのが望める。少し休憩後、前方に下りこと3分で鞍部に降り、道は右に下山コースの標識が有る。
 此処までに、数本桜の木を見つけたが、此の下りにも大きな桜が立っている。この下りも9分で先程の岩、尾根コースの分岐に着いてしまった。あっけない散歩に終わり少し気落ちする。そして、2分で鞍掛神社入口に着き、左に1分で鞍掛神社に着く。此処は前面が岩で少しの水が落ちて来ていて、樋で水を集めて足元に流している。建物でも有るかと思って来たが、他に標識が有るだけである。直ぐに元の道に戻り、2分で双体神に着く。
 此処で、来る時気がつかなかったが左に踏跡が有るので如何なっているかと行ってみる。次第に登りになって行くので、どうせ時間は有るしと思い先に進む。周りは雑木と赤松が混じる林である。登り始めて9分で岩が有り其処に黄色のペンキで“昌子岩”と書かれている。此処から3分で名の無い峰に着く。此の頃、どうも旧道らしいと気がつく。どうして廃道にしているのかと私なりに推理してみる。そして、赤松が多いのでマツタケが出るので地元の人が道を変えたのでは?と考えながら、今度は下ると2分で先程の鞍部に出たので、同じ所を2度下る。それでも負荷の少ない山なので物足りない。此の山だけでなく、古賀志山塊まで足を伸ばせば充実するのだろう。

倉掛山登山口の標識
倉掛山を望む
登山口
案内図
神社入口
岩と尾根コース分岐
鎖場の急登を振り返る
稜線の出る
今の登りを振り返る
古賀志への分岐
倉掛山山頂
栃木百名山83座の標識
アセビの木
リョウの幹
大岩(展望台)
大岩を見上げる
大岩の上
大岩より下界を見下ろす
大岩より古賀志山塊を望む
大岩付近にてツツジの枝
大岩を下り鞍部の標識
倉掛神社
双体神
昌子岩
榊の葉