会員の山行 233号

【2012年01月08日/鍬柄岳と大桁山:群馬県富岡市/木内茂雄調査】
【タイム】
 登山口9:04〜9:09鍬柄嶽阿夫利大神〜9:25尾根に出る〜9:28鍬柄峠〜鎖場取り付き〜9:44鍬柄岳山頂9:50〜9:58鎖場取り付き点〜10:00鍬柄峠〜10:05鍬柄山を振り返る〜10:10林道横断〜10:32右、"川後石峠"左、"大桁山"の分岐〜10:56大桁山山頂11:29〜11:44川後石峠と鍬柄岳との分岐〜12:02鍬柄岳の基部〜12:05鍬柄峠〜12:08尾根を左に下る〜12:17鍬柄嶽阿夫利大伸〜12:20登山口〜12:27千平駅
【記 録】
 高崎から千平駅に向かって行くと、遠くに真っ白な浅間山が見えるが少し雲が邪魔している。千平駅に近付くと特徴有る岩峰が鍬柄岳でその右奥に大桁山が良く見える。ナビには駅が出ているのだが、入口が判らないまま登山口の標識に従い線路を渡る。そして、車道は細くなり檜林の中を登って行くと、右側に4台ほど駐車出来る空き地に車を停める。駐車場の前に送電線の管理道らしきものが有り、左に鍬柄岳の岩峰が見える。これを少し登るが、標識が無いのはおかしいとと思い引き返す。そして、車道を10m位駅の方に戻ると右側に立派な標識が有る。車で上って来る時に左側に有るのを見落としていた。
 この登山口から檜林を5分登ると、お神楽でもやりそうな建物が有り"鍬柄嶽阿夫利大神"と看板が掛かっている。ご神体らしき物は無く、建物の右脇屋根近くに大きな木製の刀が吊るされている。これを眺めながら先に進むと傾斜がきつくなり15分程で左の尾根に出る。此処から3分で鍬柄峠に着き、左"大桁山"、右"鍬柄岳"と標識が有る。此処を右に2分も進むと鎖場になり岩登りになる。シッカリ足場が刻まれているので楽に高度を稼げる。途中、左向こうに独特な特徴を持つ"鹿岳"見える。更に、高度を稼ぐと富岡市街地が見え視界が利く様になる。それから、最初のピークに祠が一つ、その先に石碑が有り、その先で鍬柄岳山頂になる。(鎖場に取り付き僅か15分で到着)
 山頂には祠が数個有るのと、独立峰なので景色が良く、富岡市街地が一望である。一眺めして、先に進もうと下を覗こうとしたが、絶壁で危なそうなので、今来た道を引き返す。先程の鍬柄峠に降り、鍬柄岳の基部を左に巻いて、5分トラバース気味に行くと鍬柄岳が後ろになり、見上げて見るが登れそうにない。そして、大桁山に向かう。
 10分登ると林道を横断して、金属製のハシゴを登り、再び山道を登る。途中、標識と赤布で迷う事無く、右、"川後石峠"左、"大桁山"の分岐に着く。此処を左に行くと、少し下り気味になるが、やがて右折れして大桁山へとジグザグ道の登りになる。道は丸木等で階段状に整備されている。
 頂上手前になると傾斜がきつくなり、階段を見上げて登ると右に妙義山が見えると同時に大桁山に着く。榛名山も良く見える。山頂は広く細長いので、浅間山が見えないかと、奥に進んで見るが木々の枝の間から、かろうじて見えるが、葉のある時は全く見えない。それから、左遠く枝越に雪を被った山が見えたが八ヶ岳だろうか?
  少し休憩してから、今来た道を引き返す。ガイドブックには5時間10分と有ったが、3時間20分で戻った。そして、車で引き返し、踏み切りを過ぎて右に折れると千平駅が直ぐ傍に有った。
駐車場風景
登山口
鍬柄嶽阿夫利大神
尾根に出る
枝越しに見える鹿岳
鎖場
遠くに見える鹿岳
山頂手前の祠
山頂手前の石碑
鍬柄岳山頂
山頂の祠
山頂より望む富岡市街地
鍬柄峠の標識
鍬柄岳を振り返る
林道を横断して鉄製階段を登る
大桁山と川後石峠への分岐
大桁山山頂手前右に途中妙義山が見える
大桁山山頂
山頂に有る三角点の説明
山頂風景
山頂から榛名山を望む
山頂から引き返す階段
山頂への階段を振り返る
千平駅
帰りに左鍬柄岳、右遠く大桁山を望む