会員の山行 242号

【2012年05月23日/北アルプス遠見尾根:鹿島槍ヶ岳を眺めに/木内茂雄調査】

【タイム】  五竜スキー場テレキャビン8;18〜アルプス平駅〜8:51地蔵ノ頭〜9:19見返り坂〜9:40一ノ背髪〜10:09二ノ背髪〜10:21小遠見山11:25〜11;32二ノ背髪〜11:41一ノ背髪〜11:52見返り坂〜12:19地蔵ノ頭〜12:46アルプス平駅〜徒歩で14:06五竜スキー場テレキャビン駅
【メンバー】 近藤、林、小山(道)、木内
【記 録】
 約50年来の山の仲間達との集まりが有り、白馬にやって来た。折角なので、それこそ40数年前に見た鹿島槍ヶ岳の雪景色を眺めたくて、遠見尾根に上ってみる。五竜スキー場のテレキャビンは運休の筈で有ったが、都合良く臨時運転となったので、アルプス広場駅までは苦労無しで着いた。
 此処から雪の上を歩き始めるが、五月の雪なのでアイゼン無しで歩ける。右遠くには五竜岳が見えているが、鹿島槍ヶ岳は見えない。途中地面の露出している所にハルリンドウ?キジムシロが咲いている。
 地蔵ノ頭(ケルン)に着くと左から五竜岳、唐松岳、白馬三山がよく見える。それから、一ノ背髪、二ノ背髪を通過して、小遠見に近付いて、漸く鹿島槍ヶ岳が見えてくる。小遠見に着くと展望は良く、鹿島槍ヶ岳の全貌が見えるし、五竜岳、唐松岳、白馬三山は一望である。しかし、振り返ると相変わらず、雲が多く、見え筈の浅間山、八ヶ岳、南アルプス等は望めない。
 此処で、一時間モユックリとして、見える処を何回も写真に納める。そして、最後には爺ケ岳も双耳峰を見せてくれる。帰りは安全の為、アイゼンを付けて下る。
 アルプス平駅で、テレキャビンを期待したが、当然の如く運休で、歩きである。下界はよく見えているので、間違える事は無い。でも、急で石だらけで、油断すると滑って転びそうになるので油断できない。
 蕗の薹が出ているので、皆で採りながら下る。それから、見つけた花はカタクリ、ショウジョウバカマ、ニリンソウ、キクザキイチゲである。帰るまで天気は良好であった。
五竜スキー場エスカルプラザ前
テレキャビンに乗る
アルプス平駅
歩き初め五竜岳が望める
キジムシロ
ハルリンドウ?
地蔵の頭
ケルンに有る説明書き
左五竜岳右唐松岳
右後方白馬鑓ケ岳
五竜岳を背に
白馬鑓ケ岳を引き寄せる
五竜岳を引き寄せる
見返り坂
夏道が少し出ている
高度が上がっている
一ノ背髪
二ノ背髪
鹿島槍ヶ岳が見えてきた
小遠見に近付く
小遠見にて鹿島槍ヶ岳
昭和40年1月の鹿島槍ヶ岳
小遠見にて五竜岳
小遠見にて唐松岳
小遠見にて五竜岳
小遠見にて鹿島槍ヶ岳
小遠見にて白馬鑓ヶ岳
小遠見にて白馬三山
小遠見にて左鹿島槍ヶ岳、右五竜岳
小遠見にて左に爺ケ岳が見えてきた
下りで仲間を振り返る
カタクリ
帰りにカタクリを撮る
キクザキイチゲ
ニリンソウ

おわり