会員の山行 265号

【2012年12月23日/八ヶ岳広河原左股/吉田岳調査】

【コースタイム】
舟山十字路-(1H)-広河原二股-(0.5H)-左股F1-(1H)-下の大滝-(1H)-上の大滝-(1H)-御小屋尾根合流-(2H)-舟山十字路
【概要】
 南アルプス黄蓮谷に向かう前に、天気予報の関係や自分達の今シーズン初アイスということから、足慣らし(手慣らし?)に八ヶ岳へ寄ってみた。また今年のプレ冬合宿の八ヶ岳山行が潰れたという経緯もある。
 前夜小国を出発。諏訪PAで車中泊をして、原村舟山十字路に到着。連休ということでかなりの車が止まっていた。準備を行い、ヘッデンを点けて6時に出発。広河原右股は前に登っており、地形を把握している事は気持ちに余裕ができる。7時、広河原着。左股には3パーティーほど先行したようだ。トレースを追って、沢に入っていく。何個か小滝を登っていく間に、先客たちを追い越し、大滝に着くまでには先頭に立ってしまった。今年はどうも雪が多いようだ。滝と滝の間はラッセルになり、「もう少し遅く出てきても良かったかな」と内心思ってしまった。
 大滝二つはロープを出した。見た目は優しそうだったが、垂直の部分もあり、やはり上級者のリードがないと苦労するのではと思われた。上の大滝から上は20cm程のラッセル。最後の左側の御小屋尾根へのアプローチは意外と近かった。10時40分、御小屋尾根に合流した。
 阿弥陀岳頂上へはここから30分ほどだが、今日はここまでで充分。休憩の後下山を始めた。御小屋尾根は意外にも整備されており、美濃戸口から登ってくる登山客も結構多かった。快適に下りてきて、12時30分舟山十字路到着。急いだつもりはないが、かなり短いコースタイムである。今回もまた、沢一面凍ったアイスクライミングを八ヶ岳で行うことはできなかった。
まずは最初の小滝
ちょっと雪が被り気味
ここもロープレスで
またしばしラッセル
大滝へと向かう
大滝を突破
また滝が続く
上の大滝
稜線へ
御小屋尾根に出ました
硫黄岳方面
阿弥陀岳から降りてくる登山者
下山路をバックに

 おわり