会員の山行 274号

【2013年03月17日/角田山/井上邦彦調査】

 雪割草がほころび始めたとの情報が入り始めた。、例年より早いが角田山に車を走らせた。新潟県の花に指定されている雪割草(オオミスミソウ)は阿賀野川より南に多く分布しているらしい。花の色が変化に富み、栽培愛好者は多い。そのため乱獲にあい、著名なコースでは個体数が激減している。今回登りに使ったコース途中でも腕章をした方が道普請をしていた。スパイク長靴やカバーのしていないストック、道からのはみ出しをしようものなら猛烈な注意を受けることだろう。
 私達は山頂の東端445.5mの地点で、休憩した。ここは芝生が露出し、眼前に飯豊連峰を眺めることのできる場所である。その後に雪の残る山頂を経由して灯台コースを下山した。
オウレン
今年も会えた雪割草
まるで豆もやしのような雪割草
ナツボウズ(トキワズ)
良い表情です
白い花
寄り添う花
太陽が出てないと開いてくれません
飯豊連峰を眺める
こちらは菅名岳かな
山頂に向かう
沢山の登山者が休んでいた
山頂の標柱
マンサク
途中の小屋から煙が出ていた
どろどろの道なので、長靴が最適
ロープが設置されていた
前回ここを通った時は一面にカタクリが咲いていたが、今日は見かけない
登山道脇で雪割草を発見
カタクリもあった
海に向けて下る醍醐味が灯台コースの持ち味
岩場や峰を越えて下る
灯台が見えてきた
鎖があるが、触れないほうが無難だ
痩せた尾根を進む
振り返る
眼下には角田浜
灯台を通って下る
広い角田浜の駐車場、見頃になると満車になる

 おわり