会員の山行 310号
【2014年06月05日/宮之浦岳:屋久島/木内茂雄調査】
【メンバー】
林、小山、鈴木、木内
【タイム】
淀川登山口5:59〜6:48淀川小屋7:07〜8:33小花之江河8:38〜8:43花之江河8:46〜11:03宮之浦岳11:27〜13:22黒味岳への分岐〜13:53黒味岳13:59〜14:28分岐に戻る〜14:40花之江河〜14:51小花之江河〜16:04淀川小屋〜16:45淀川登山口
【記 録】
前日林氏が合流して、4人で宿を5時前に出発する。タクシーに乗る事約50分、6,500円位であった。昨日と同様かなり高度を稼いで行くと、これまた昨日同様、時々、目の前に屋久鹿が出現する。途中、車の中より紀元杉を眺めてから間もなく淀川登山口に着く。この頃は、少し霧雨なので、トイレの庇で雨具を着て出発する。
トイレの目の前から登山道が始まるが、傾斜は緩く余裕をもって辺りを見回して行くと林の中に高さ5mも有るシャクナゲが頭上で咲いている。早速シャッターを切るがどうも背が高すぎる。道は30分程登ると、淀川小屋への緩やかな下りになり、いつのまにか霧雨は止んでいた。淀川小屋で朝食を済ませ、歩き始めると直ぐに橋になり淀川を渡る。川の流れは綺麗で澄んでいて、所謂、清流でとても風情が有る。
此処から、道は登りに成るが急坂は無く、緩やかで相変わらず樹林帯の中のシャクナゲを見上げて歩く。
小花之江河に着くと幾らか開けた湿原になり、辺りを見回していると、小さな川をヤクシマシカが横切る。そして、5分も緩やかに登ると花之江河に着く。辺りは開けた湿原で、振り向くと霧で幾らか靄がかかっている山の斜面は、シャクナゲが点在して満開なのには驚く。
それから、行く先々全ての山肌は笹の上に咲いている満開のシャクナゲで埋め尽くされている。何て表現すればよいのか、"石楠花天国"といえば良いのか!!!!この大庭園に圧倒され、カメラのレンズが霞みで曇っているのに気付かずシャッターを押し続けてしまったのには参った。初歩的ミスには残念で、残念で仕方ない。
それでも、この景色に感動しつつ宮之浦岳山頂に立つが、これまた残念ながら曇りであった。
帰りに同じ道を引き返して行くと、猿の親子に出会うが逃げようともしない。小猿はシャクナゲの花を食べている。これまたピンボケにしてしまった。
帰途、黒味岳に寄り道して見ると、こちらもシャクナゲが満開で楽しませてくれる。
また、少しだがヒメコイワカガミが岩の苔に張り付いていた。黒味岳山頂は岩で、反対側は絶壁の様である。山頂に、1本クライミング用のボルトが残置されていたが、この山はクライミングもするのだろうか?
それから、この山のシャクナゲで思ったのは、蕾の時はピンク、咲くと薄ピンクで、散る前に白に変わって、それから、花弁全部がボトッと、落花する様だ。
最後に、約11時間行動には疲れた。タクシーで宿に帰る時、昨日と同じ場所辺りのガドレール下に猿が数匹座っていたが、誰かが餌付けしたのだろうか?
淀川登山口 |
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淀川登山口風景 |
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途中の標識 |
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淀川小屋 |
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淀川小屋は霧に霞む |
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淀川小屋傍の屋久島杉とヤクシマシャクナゲ |
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淀川小屋前の標識 |
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淀川小屋前の清流 |
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ヤクシマシャクナゲ |
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ヤクシマシャクナゲ前で |
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ヤクシマシャクナゲの下を |
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登山道風景 |
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途中の標識 |
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ヤクシマシャクナゲ |
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花に見とれるカメラマン |
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ヤクシマシャクナゲ |
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余は満足 |
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ヤクシマシャクナゲ |
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ハイノキ |
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ヤクシマシャクナゲ |
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小花之江河標識 |
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小花之江河風景 |
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小花之江河風景 |
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ヤクシマ鹿現る |
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花之江河風景 |
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皆シャクナゲに夢中 |
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レンズが雲って居るのに気付かず |
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花之江河の標識 |
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ヤクシマシャクナゲ |
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レンズの曇り気付かず |
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途中の標識 |
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ヤクシマシャクナゲ群生 |
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? |
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ヤクシマシャクナゲ群生 |
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ヤクシマシャクナゲのお花畑 |
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ヤクシマシャクナゲの大庭園 |
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ヤクシマシャクナゲ |
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至処ヤクシマシャクナゲ |
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ヤクシマシャクナゲの大庭園 |
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ヤクシマシャクナゲに笹 |
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先に進む |
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大庭園は続く |
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面白い岩も有る |
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くりお岳の標識 |
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宮之浦岳山頂にて |
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宮之浦岳山頂風景 |
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宮之浦岳山頂に有る標識 |
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オカメが笑っているような岩 |
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ヤクシマシャクナゲの葉 |
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ヤクシマシャクナゲ |
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帰りに庭園を見下ろす |
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帰りに |
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帰りに猿に会う |
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小猿が花を食べていた |
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帰りに |
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黒味岳への分岐標識 |
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黒味岳山頂 |
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ヒメコイワカガミ |
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帰りに面白い木 |
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おわり