会員の山行 312号

【2014年06月07日/高千穂峰:鹿児島県霧島市(山頂は宮崎県)/木内茂雄調査】

【メンバー】
 林、近藤、鈴木、木内
【タイム】
 高千穂河原登山口11:55〜13:20霧島神社元宮13:37〜13:59高千穂峰山頂14:13〜14:23霧島神社元宮〜15:02高千穂河原
【記 録】
 今、山行で二日目あたりから右腰が痛くなり始めていた。昨日の開聞岳から降りて来て、指宿温泉で車を降りた時は腰が固まってしまい、痛くて歩くのがやっとあった。明日から脱落かと内心心配していた。
そして、今朝、有名な砂風呂に20分入ってから高千穂峰に向かった。車を降りる時は左程痛くなく、歩き始めて20分もしたら、スカッと痛みは無くなり身が軽くなった。これは砂風呂の効果なのだろうか。
 高千穂河原の駐車場は広くて良いなあと、思ったらしっかりと料金所が有った。傍に有る噴火の時の避難壕を眺めながら向こうを見ると、大鳥居が有り、此処から登山道になっている。
 登山道は潅木帯を登って行き、周囲はコガクウツギが咲き乱れている。やがて、火山灰と火山礫だけの登山道に変る。そして、足元は火山灰になり油断するとズルズルと下がってしまう。それを注意しながら辺りを見回せば、斜面一面ミヤマキリシマの花で紫ピンクに染められている。火口はと見下ろせばこれまた、紫ピンクの絨毯である。こんなに素晴らしい山とは予想していなかった。
 天気は快晴とは言えないが見通しは効き、一度は高千穂峰の山頂を見渡せた。
 それから、こんな不毛の地にミヤマキリシマが咲いていることに驚嘆するが、早くもタデが進出し始めている。以前、岩手山のコマクサ畑にタデがかなり凌駕して来ていたが、此処も50年後くらいにはタデに占領されなければと、心配する 。
 登山道は登りばかり出なく、一度霧島神社元宮の有る鞍部に5分ほど下り、それから20分程で高千穂峰山頂に着く。この頃は霧で出て下界の方は視界が効かない。山頂で少し周り込んで見ると、高千穂山頂小屋が有り中に入って見る。色々と飾られているが、無人なのだろうか?
 帰りは同じ道を引き返すが、途中で富士山の砂走りの様に足裏を滑らせながら下る。
高千穂峰登山口
登山口風景
登山口に有る避難壕
登山口に鳥居
高千穂平:霧島神宮跡の説明書き
登山口の案内図
霧島神宮古宮址の説明書き
出発
コガクウツギ
歩き始め
霧島火山の説明書き
登山道風景
霧島、屋久国立公園の説明書き
周りはコガクウツギが群生
最初のミヤマキリシマ
火口一面ミヤマキリシマ
火口
ミヤマキリシマの株
向こうに高千穂峰
向こうに霧の高千穂峰
火口を覗く
足元はミミヤマキリシマ
何回見ても飽きない
登山道風景
火口を振り返る
高千穂峰が近付く
登山道風景
火山弾の間に咲くミヤマキリシマ
高千穂峰が更に近付いた
高千穂峰もミヤマキリシマで染まっている
更に近付く
少し下る
鞍部に神社
メンバー全員
本宮前で一服の人
霧島神宮元宮の説明書き
飽きない
高千穂峰山頂標識
高千穂峰山頂
高千穂山頂小屋内部
登山口に戻る

おわり