会員の山行 314号

【2014年06月09日/祖母山:宮崎県高千穂町/木内茂雄調査】

【メンバー】
 林、近藤、鈴木、木内
【タイム】
 北谷登山口7:53〜8:09一合目〜8:21二合目〜8:34三合目〜8:47四合目〜9:02千間平〜9:05五合目〜9:26三県境〜9:30六合目〜9:41七合目〜9:50国観峠〜9:50五合目標識〜9:56八合目〜10:18九合目〜10:26九合目小屋への分岐〜10:35祖母山山頂10:54〜12:46障子岳〜13:29親父山〜14:04黒岳への分岐〜14:09黒岳山頂14:14〜14:20黒岳分岐に戻る〜15:37左岸の山道〜15:42二回目の沢を渡る〜15:57林道に出る〜15:59北谷登山口に戻る
【記 録】
 高千穂町五箇所小学校目指して行き、それから、祖母山北谷登山口に向かって行く。県道8号から別れ、次第に道は細くなりすれ違い出来ない道になっていく。まだ、大分先だろうかと不安になる頃、北谷登山口に着く。駐車場は或程度広く、トイレもしっかりしている。
 直ぐに山道を歩くが周りは檜の林で、それも潅木帯に変わっていく。そして、登りはきつく無く、千間平辺りから緩やかな散歩道である。七合目過ぎた辺りで向こうに祖母山が姿を現す。その後、お地蔵さん、国観峠を過ぎ、やがて、祖母山の登りになるが、道は田圃の中のような泥んこで滑り苦労する。
 そして、山頂に着くが霧で見通しは効かない。見回すとミヤマキリシマとベニバナサラサドウダンが咲いている。一服してから、親父山にと向かうが今迄の道とは違い、傾斜がきつく、一時、岩場を下る。ロープと梯子の下りを経てから普通の山道となる。この時は、岩が霧雨で濡れていて、一寸神経を使う。20分位緊張した下りの後は、普通の山道になる。
 途中ミヤマキリシマを見かけるし、シャクナゲは満開だった面影が覗える。しかし、来年の花芽を見つけられないので、来年のシャクナゲの花は外れだろう。その他、ベニバナサラサドウダンを一株とバイケイソウを多く見かける。 
 登山道を天狗岩、障子岳、親父山と歩き黒岳に近付く。その手前でシロヤシオの葉を見つけるが親木が傍に有ると思う。そして、黒岳には分岐になって居て片道5分で往復してくる。山頂は潅木と笹で見通しは悪く、その先に進めるかと試みたが駄目であった。分岐に戻り、下りになるが背丈以上有る笹薮の急傾斜で笹を掴みながら下る。雨、露の時に此処を通過したならば、数分でずぶ濡れになるだろうし、傾斜のきついのには神経を使う。40分以上も下ったろうか、沢を下るようになる。あまり、人が来ないのか、石は苔むしていて、踏み跡が判らない。ケルンと赤い布を目印に下る。一度滝が有り、右岸側より回り込んで降りる。やがて左岸の林道を歩くが、暫くして沢を右に渡り、小さく尾根筋を登り、そして、下ると大きな沢に出る。水量が多く、増水した時はどうするのだろう。これを飛び石で渡るのだが、石が滑り易く、水に両足を落とした仲間も居る。私は片足を覚悟して一気に渡る。渡れば直ぐに山道で5分程緩やかに登ると林道に出て、更に2分で北谷登山口に戻る。
祖母山北谷登山口駐車場風景
登山開始
登山道風景
祖母山の説明書き
一合目の標識
二合目の標識
三合目の標識
四合目の標識
千間平の標識
五合目の標識
登山道風景
少し霧が晴れた
三県境の標識
六合目の標識
七合目の標識
祖母山が見えた
お地蔵さん
国観峠の標識
五合目小屋への標識
祖母山が見える
八合目の標識
田圃の様な泥んこ道
九合目の標識
九合目小屋への分岐
祖母山山頂
山頂にベニサラサドウダン
山頂に有る標識
山頂風景
山頂のミヤマキリシマ
山頂の古い標識
急激に下る
岩場を振り返る
雨で滑り易い
見た目よりきつい
ロープ有り梯子有り
急な谷間
背丈以上の笹
ミヤマキリシマがチラホラ
途中の標識
色違いのミヤマキリシマ
途中にベニバナサラサドウダン
霧が晴れねえかな!
天狗岩を眺める
シャクナゲの花は終わった
後方天狗岩
天狗岩を背に
結構ミヤマキリシマが咲いている
ミヤマキリシマ
ミヤマキリシマにご機嫌
天狗岩が遠くなる
バイケイソウ
障子岳
障子岳山頂標識
登山道風景
米空軍B-29墜落地
親父山山頂標識
親父山山頂に有る標識
標識がハッキリ
今年のシャクナゲは盛りだったようだ
此処にもシロヤシオが有る様だ
黒岳分岐
黒岳山頂標識
黒岳山頂風景
黒岳の下りは急な笹道
やがて沢に出る
一度左岸の山道を歩く
2回目の沢は深い
林道に出る
登山口に戻る
祖母山系の説明書き

おわり