会員の山行 316号

【2014年06月10日/阿蘇山:熊本県阿蘇市/木内茂雄調査】

【メンバー】
 林、近藤、鈴木、木内
【タイム】
 仙酔峡登山口9:17〜11:27稜線〜11:35高岳〜11:56中岳〜12:43ロープウエイ駅12:53〜13:34仙酔峡登山口
【記 録】
 早朝、宿の窓より阿蘇山を眺めたが山頂は雲の中であった。
 仙酔峡登山口より山全体を眺めると、火山特有の赤茶けた山肌で荒涼としていて樹木は見られない。
 ゴツゴツした火山岩に塗られたペンキの印しに従い、30分も登ると、オーバーハングにぶつかる。此処を右に巻いて避けながら登って行く。次第に霧の中を歩く様になる。歩き始めて2時間10分で稜線に出ると風に吹かれる。傍らを見るとマイヅルソウが少し群生しているが花はまだか、葉だけを眺める。此処から右折れして、霧の中を高岳、中岳となだらかに歩く。中岳に着いても霧は晴れず、何も見えないので"火口東展望台"の方へは向かわず、一,二分戻り、左の仙酔谷へと下る。間もなく、下界の視界は効き、左下に舗装された歩道が有り、途中に避難壕が見える。更に右少し下に廃線になったロープウエイの駅が見える。それを目指して下り、駅には一寸登り舗装された歩道に出てから駅に着く。
 此処で一休憩してからは、登山口まで舗装歩道をユックリ下る。左脇に張られているワイヤーが風に揺られてぶつかりあい、独特の音を出しているのがむなしい。
 結局、不毛の火山岩を登り、霧の中を歩いただけの往復であった。
早朝、宿から阿蘇山を望む
仙酔峡登山口駐車場
仙酔峡登山口標識
階段で始まる
阿蘇山説明図
火山弾で不毛の地
岩場が多い
1箇所オーバーハング
オーバーハングを巻く
途中の標識
稜線は霧
高岳山頂標識
途中の標識
中岳山頂も霧
ロープウエイ跡を見下ろす
途中に避難壕
途中の標識
ロープウエイ駅の廃墟
廃墟を出発
道は舗装

おわり