会員の山行 324号

【2014年09月27日/天城山/木内茂雄調査】

【タイム】
 天城高原ゴルフ場手前の登山口8:55〜9:47万次郎岳山頂〜10:36万三郎岳山頂10:42〜10:56片瀬峠〜11:06小岳への分岐〜11:29戸塚峠〜11:52白田峠〜12:29八丁池12:43〜12:53循環式浄化槽トイレ〜14:01向峠〜14:23天城峠〜14:32旧天城トンネル前〜14:40天城峠バス停
【記 録】
 前日、左に太平洋を見ながら国道を走って来て、伊東市街に入って来ると、左側に立派な道の駅が有る。駐車スペースが大きく、日帰り湯が有る。この湯に入り、それから、同じ並びに有るレストランで刺身をつまみにしてから、車に潜り込む。
 明くる日、車を置いて伊東駅のバス停まで15分歩く。そして、7時55分発の1番バスで天城高原ゴルフ場手前の登山口で下車する。此処にはトイレとか休憩所が有る様だが、直ぐに歩き出す。登山道は潅木帯の中を歩くが、5分位歩くとヒメシャラの大木に出会う。道の傾斜はきつくなく、緩やかに登ぼって行く。やがて、傾斜がきつくなるが、息が切れる前に万次郎岳山頂に着く。展望は効かず見る物が無いので休まず先に進む。この辺り何処かでリンドウを一株だけ見つける。その先、緩やかに下りながら、オチクラブシ、天城シャクナゲ、ヒメシャラ、ブナ、そして、アセビのトンネルの中を下って行く。やがて、登り返すと万三郎岳に着く。此処も展望は効かないが、一時間40分程歩き続けたので一服して、少し栄養を摂る。天気予報は晴れの筈だが、一帯は霧で気温も低くヤッケを着る。
 寒いので長居はせず歩き出す。登山道は全体として、なだらかな起伏で変化が無くブナ、ヒメシャラとアセビを見ながらの散歩コースだが、縦走となると距離が長い。
 戸塚峠から、こんなに下って良いのかなと思うほど下る。標識は随所に有るのだが、この下りで1度左に曲がる箇所が有るが、間違って直進している踏み跡が有る。20分も下ったろうか、再び緩やかな起伏の登山道となる。そして、有るのは美味そうなツキヨダケである。
 標識に従い八丁池に着くと説明書きが有り、火口湖で有ると知り先ほどまで"何でこんな所に池が有るのか"と、考えていた疑問が解けた。
 池の直ぐ近くに屋根だけの休憩所が有り昼食を摂る。傍に赤い実を付けたマムシグサが茎を赤くしているのを初めて見た。
 八丁池から10分程登ると、小さなエンジン音が聞こえてくるトイレ前に着く。用足しをしながら、張り紙を見ると、循環式浄化槽であると説明されている。
 此処から又緩やかな下りが続く。展望は効かず、唯、アセビ、ヒメシャラ、ブナを眺めながら黙々と歩き、天城峠に着く。此処にバス停が有ると思ったのは大間違い。標識の"旧天城トンネル"に従い下って行くと10分程で旧天城トンネル前に降り立つ。此処にもバス停は無く、更に標識に従い段差の大きいセメントの石段を数分下り、砂防ダムを巻きながら降りて行くと、漸くバス停に降り立つ。タイミング良く待ち時間少しでバスに乗り込み、伊豆急:河津駅に向かう。道路は途中、高脚の上を大きく螺旋に巻きながら下って行く。運転すると目が廻るのではと感心する。40分程で河津駅に着き、そして、伊東へと帰る。下界は晴れだった。
道の駅 伊東マリンタウン
道の駅全景
国道側より道の駅を撮る
道の駅より伊東市街を眺める
太平洋より朝日が昇る
伊東駅全景
ゴルフ場手前の登山口
天城山縦走路説明図
ヒメシャラの大木
?
登山道風景
途中の標識
登山道に階段も有る
万次郎岳山頂
オチクラブシとヒメシャラ
ヒメシャラがあちらこちらと有る
アセビのトンネルで説明書き
アセビのトンネル
天城シャクナゲ
アマギシャクナゲの説明書き
霧に咽ぶブナ林
万三郎岳
万三郎岳の標識
万三郎岳の山頂風景
万三郎岳に有る石碑
ブナ原生林の説明書き
片瀬峠に有る説明書き
ブナの原生林とアセビ
美味そうなツキヨダケ
小岳への分岐標識
ベニダケ?
戸塚峠に有る説明書き
白田峠に有る説明書き
ツキヨダケが多い
ヒメシャラとブナ林
八丁池手前に有る休憩所
笹竹が全部枯れている
八丁池
八丁池の説明書き
マムシグサの紅葉?
八丁池風景
八丁池から少し登る
アセビだらけ
循環式トイレ
相変わらずブナとヒメシャラ
途中の標識
ヒメシャラ林
ブナの大木
途中の標識
火山岩
向峠
大きくしなやかなヒメシャラ
天城峠
、旧天城トンネル前
天城峠のバス停への標識
ステップの大きい階段を振り返る
バス停前の標識
天城峠バス停
河津駅に行く途中、螺旋形の道路
螺旋形の道路

おわり