会員の山行 326号

【2014年10月31日/剣山/木内茂雄調査】

【タイム】
 見の越登山口6:47〜6:50円福寺〜7:56西島駅〜8:15刀掛の松〜8:15大剣神社から合流〜8:17頂上ヒュッテ:剣山本宮〜8:24剣山山頂〜8:32大剣神社への分岐〜8;42大剣神社〜8:47名水〜8:55休憩所〜9:03西島駅〜9:33円福寺〜9:36登山口
【記 録】
 昨日中に石鎚山を降りて120k走り、徳島道の美馬ICに降りた。そして、直ぐに日帰り湯の"ゆうま館"に行く。国道438号線を15分位走っただろうか、明日行く途中で、左に別れ狭い道を標識通りに行くと天理教の先に有った。
 ゆっくりと入浴してから、つるぎ町に戻り、コンビニに頼み、駐車場の隅で一晩過ごす。
 翌朝4時半頃、約50kmを国道438号線の道路標識に従い剣山に向かう。これが国道とかと思われる程所々狭く、日中は向こうを見ながら交互通行をする時が有る。明るい帰りに見て見ると、片側は渓谷で、片側は急斜面の山肌という地形で、其処に人家が有るので、道は狭い。特に"一宇"と言う地域はスペースが無いため道路が狭い。東京都の奥多摩地域もこの様な地形が有るが、金の掛け方が違うのだろうか?
 道路はジグザグ道で高度を上げて行く。途中には随所に剣山スキー場まで何kmと出ているのでこれを目指して走って行く。そして、一時間以上かけただろうか剣山スキー場に着いた。此処に有るリフトが登山口だろうと思い込み、行ったり来たりするが登山口は見つからない。数回行ったり来たりして、漸くスキー場の土手に剣山登山口は5,2kmと言う標識を見つける。暗い中なので、なかなか見つけられなかった。下山してから帰途此処を通りかかると、同じ様にウロウロしている車が居たので教えてあげた。(見の越登山口にはリフトが有るので、矢張り勘違いする人が居るようだ)
 スキー場から標識を見ながら、やがて、下って行くと向こうに灯りが見え、漸く安心する。見の越登山口は大きな駐車場が有り、一部は二階建てになっていて無料である。今日は平日なので車はチラホラと止めている。また、民宿とお土産屋が数軒有るし、トイレも完備されている。
 登山口は駐車場から少し戻ると、右側に円福寺の石段が有り、脇に小さな標識が有る。この石段を3分登ると円福寺だろうか、本殿前に出て、右折れすると直ぐに山頂まで4,000mという標識が有る。登山道は緩やかで山頂まで急坂は無く、楽な登りである。辺りを見回すが紅葉は既に終わり枯葉が目立つ。そして、予測していた雨がパラパラと落ちてきた。途中、リフトを横切るのにシェルターみたいな物を潜る。
 西島駅でザックカバーと雨具上下を着て完全装備で登る。登山道は分岐が何箇所か有り遊歩道も有る。"途中に刀掛けの松"の看板が掛けられた枯れた木が有るがこれが松だったのだろうか。そして、大した変化も無く頂上ヒュッテに着く。此処から右に鉄製の階段10数段登ると二股に別れ、どちらでも良く行くと木道をほぼ平に歩いて行く。木道は熊笹の上を歩いて行くが小雨と霧で遠くが見えない。そして、間もなく平らな山頂に着く。晴れていれば360度の展望との事だが何も見えないので直ぐに引き返す。
 帰途、大剣神社に寄ると後ろに大きな尖った岩が見えるが、これが名前の謂れなのだろうか。それから、拝殿の左には"現世最高の良縁を結ぶ"と書かれた看板が有る。
 私がもし、宗教を信じるのであれば、此処で一時間でも拝んだだろうか?
 それから、神社の前から少し急坂を4分も下ると小さな穴が有り、柄杓が置いて有る。これが名水百選「御神水」である。山で滅多に水を飲まないが興味本位で飲んでみた。普通のような気がしたがブクブクと湧いているのでは無いのでどうかな?とも思った。此処からは山肌を右に巻いて行き、休憩所を過ぎ、鹿害を防ぐ金網を見ながら、元来た道に合流する。そして、下山まで出合った登山客は4人だけだった。
 翌日は早く出発したが、淡路島を通過する頃は土砂降りの洗礼をうけた。我が家に戻り走った総距離を見ると2、200kmであった。
見の越駐車場
二階建ての無料駐車場
剣山の説明図
剣山国定公園の説明書き
第一駐車場の全景
民宿お土産屋が数軒有る
登山口は階段
階段を見上げる
階段を登り切ると円福寺
山頂へ4kの標識
登山道は緩やか
遊歩道との分岐
リフトの西島駅
西島駅から山頂へ2ルート
登山道案内図
間もなく雲の中の山頂
山頂へ又分岐
鹿害対策の木の歩道橋
刀掛けの松
又もや山頂へ分岐
緩やかな登山道
途中の標識
大剣神社から合流
剣山本宮の鳥居
剣山神社本宮
山頂ヒュッテ
山頂の標識
雨の山頂風景
山頂一帯は木道
山頂の歩道案内図
下りで霧の霞む西島駅を見下ろす
大剣神社
大剣神社の額
大剣神社
良縁の看板
大剣神社前に名水100選への標識
名水
名水近くの標識
休憩所
休憩所直ぐ下の分岐標識
鹿害防止の金網
帰りの西島駅で植物の説明書き
帰りの西島駅は曇り
遊歩道への標識
帰りもリフトの下を潜る
本宮に有る右の狛犬
左の狛犬
駐車場の二階に動物の剥製
動物の剥製
つるぎ町道の駅”貞光ゆうゆ館”より剣山方面を望む

おわり