会員の山行 第344号

【2015年05月15日/大峰山:山上ケ岳(奈良県天川村:日本100名山の一部)/木内茂雄調査】

【メンバー】
 単独
【タイム】
 清浄橋前登山口5:31〜6:16一本松茶屋〜6:50霊泉御助水〜7:02二少年遭難碑7:07〜7:24洞辻茶屋〜7:53鎖場〜7:58鐘掛岩〜8:28龍泉寺〜8:37大峰山寺本堂〜8:39山上ケ岳〜8:41湧出岩〜8:43山上ケ岳〜8:51レンゲ辻への分岐標識〜8:54日本岩〜8:59山上ケ岳9:04〜9:31左の下り道分岐〜9:50洞辻茶屋〜10:07霊泉御助水10:10〜10:35一本松茶屋〜11:06清浄橋前登山口
【記 録】
 昨日、大台ケ原から林道を下り、川上村から天川村へと向って来た。舗装されている細い林道で、カーブは多くすれ違いは殆ど出来ない。先行のK氏はそれを平気で飛ばして行く。スキーで言えば、まるでスラロームの如きだ。登って下って付いて行くので神経をすり減らした。そして、洞川温泉で日帰り湯に入り、夕食後、K氏に案内され大峰山寺登山口の駐車場で一泊する。
 夜明けと同時にトイレに入り出発する。トイレは自動照明で新しく、1,000円の駐車料金は惜しくない。直ぐに左の清浄橋と書かれた赤い橋を渡り、女人禁制とある結界の鳥居を潜り、鬱蒼とした杉林の中を歩く。登山道は参拝者を考えてか、揺るやかな登りで、谷筋の山肌を巻きながらユックリと進む。若い時であれば早足で歩けるが、現在は"亀の子"歩行である。
 途中の標識に、大峰山まで何mと記されているので、山頂まで大体の時間が計算出来る。休日で有れば賑わう幾つかの茶店を通過する。そして、"だらすけ"と書かれた茶屋を潜ると道が二股になっているので、左ルートを行く。15分程行くと鎖場になる。難しい岩場でないが、15mほどの鎖が2本連続している。急な登りと言えば此の箇所だけである 
 更に、緩やかに登って行くと、山頂手前20分位の処で、宿坊と山頂が目に飛び込んでくる。此の辺りより、周囲の風景は宗教がかった物が立ち並んでいる。大峰山寺本堂前に着くと大広場になっていて、左に本堂が有る。かなり歴史を感じるしっかりした建物である。屋根を見上げると大きく瓦の枚数が数え切れない。こんな山の上に、よくもこれだけの物を建てたものだと、つくずくと信仰心の強さに感心する。
 本堂前を右に曲がり2分ほどで山頂標識に着く。傍には花畑とあるが、笹と立ちれの木が有るだけで、そんな様子は無い。左に2分程行くと"湧出岩"が有り此処が最高点になる。立ち木で見晴らしは良くない。山頂に戻り、"日本岩"という標識通りに向うと8分くらいで左"レンゲ辻"への標識、更に2分程で"日本岩"に着く。下を覗くと絶壁である。傍には満開のツツジが雰囲気を出してくれてる。山頂に戻り、快晴の風景を眺めてから本堂前に戻る。広場を右に行って見ると、柏木方面の標識が有る。
 そして、本堂の屋根を眺めてから、今、来た道を下山する。途中二股の道を左に下る。この登山道に組まれている木道は独特に工夫されていて、上り下りのステップが自由に取りやすくて良い。但し雨の時は滑らないだろうか。
 これで、100名山は残す事3座になったと満足して帰宅したが、記録を整理しようと地図を見たところ、大峰山は八経ケ岳であると気がつき愕然とする。もう一度行かなければ、、、、、、、
駐車場:登山口側
駐車場:天川村洞川温泉側
登山口:清浄橋
登山口に女人禁制とある
結界から杉林に入る
注意書きに有る様にゴミが落ちている
鬱蒼とした登山道
ヤマツツジが咲いている
一本松茶屋標識
一本松茶屋
途中の標識
霊泉御助水
御助水標識
二少年遭碑費
遭難碑の上にはオオカメノキ
若葉とオオカメノキ
洞辻茶屋標識
洞辻茶屋全景
茶屋を潜ると不動明王
茶屋の内部
傍らに何かを祀っている
古ぼけたブナ
スミレの群生
だらすけと書かれた茶屋
茶屋を潜ると案内図
トリカブト
カタバミ
山頂が見える
鎖場
直ぐ上の鎖場
鐘掛岩
大峰山行場の説明書き
小さめなイワカガミ
鐘掛岩
隣の山が良く見える
山頂が近付く雰囲気
谷筋にはバイケイソウが群生
大峰山寺までの説明図
大峰山本堂大峰山奥駈道
大峰山奥駈道の地理的説明書き
歴史的概要説明書き
世界遺産
山頂近くにはフキ
ネコメグサ?
宿坊龍泉寺標識
龍泉寺
参道風景
大峰山寺山門
大峰山寺の屋根
山門の額
大峰山寺前の広場
日本岩への標識
山上ケ岳山頂標識
山頂風景
湧出岩
日本岩への道
日本岩
日本岩に近付く
レンゲ辻への分岐標識
何?ツツジ
日本岩
大峰山寺横にある標識
山頂と宿坊を振り返る
帰り道は左を下る
独特な階段
紀伊山地の霊場と参詣道
清浄橋前に有るレンゲ辻への標識

おわり