会員の山行 第358号

【2015年09月23日/四郎岳:群馬100名山/木内茂雄調査】

【タイム】
 丸沼環湖荘登山口10:42〜11:20最初の二股沢〜11:32二回目の二股沢〜12:13四郎峠〜13:10四郎岳13:41〜14:26四郎峠〜14:49二回目の二股沢〜15:09最初の二股沢〜15:37丸沼環湖荘登山口
【記 録】
 十日前、時間切れで残したので来た。四郎峠まで同じコースだが説明不足が有ったので付け加える。
 丸沼環湖荘の左から、真っ直ぐに登山道が有るのは、湯沢峠方面で、それを見て左の沢を渡って、向こう岸から登山道が始まる。今回も見回したが、四郎峠、或いは燕巣山の標識は一切無い。この登山道の歩き始めは砂防ダム工事用の道路らしく平坦な道である。そして、最初の砂防ダムを過ぎると、水の少ない大きな沢を右、左と進む。砂防ダムを5箇所通過すると、沢は少し狭くなり、これを右、左と踏み跡、赤テープ、2,3段の小さなケルンを目印にして歩く。歩き始めて40分近くで最初の二股沢に着く。目の前に太い倒木が邪魔をしていて、これを右に巻いてから、左の小さな尾根に取り付く。この後、直ぐに四郎峠への標識が木の根に差し込まれている。この尾根を暫く行くと又沢を歩く様になる。それから、10分も進むと沢が又、二股になる。これを右に行くと、やがて、道は左の尾根へと登って行く。
 やがて、沢から離れ水音もしなくなり、傾斜がきつくなって暫く登ると、四郎峠の稜線に飛び出る。今来た、丸沼方面の標識は有るが、その他の物は見当たらない。向こう側は谷になっていて、大清水からの道が来ているがこれも標識は無い。
 此の峠で左折れして四郎岳を目指す。暫くして登山道は急斜面の急登になる。普通であればジグザグで登るのだが、此処の登りは凄く直登する。途中、休む様な平坦なところは無く、唯、急斜面を登る。たまに見上げて見ると急斜面が続いていて気力を削がれるので、足元を見て一歩一歩、黙々と歩くしかない。それでも、たまに後ろを振り返ると、恰好良く尖った燕巣山が見える時が有り、慰められる。そして、この登りを一時間近くも登ってやっと、傾斜が緩くなり、間もなく山頂に着く。山頂は平で、右側はアオモリトドマツや岳樺の林で展望が効かない。左側に林の切れ間が有るが、今は霧が急に上がって来て視界が効かない。方角として恐らく丸沼が見下ろせるのではと推測する。
 休憩しながら、霧が晴れるのを待って見るが、その様子も無いので、今来た道を急激に下る。晴れていれば、前方には恰好良く尖った燕巣山を見ながら行けるのだろう。
 帰りは色付き始めた紅葉を眺めながら引き返す。
駐車場より燕巣山を望む
駐車場左側の沢を渡り登山口
最初の二股沢
最初の二股の沢を見下ろす
最初の標識
2回目の二股の沢
四郎峠の標識
四郎峠にて燕巣山方面の登山道
四郎岳登りにて燕巣山を振り返る
燕巣山を振り返る
ゴゼンタチバナの実
四郎岳山頂
山頂風景
紅葉
下りで傾斜を撮る
下りを撮るが傾斜が出ない
登山道は岳樺
帰りに燕巣山を望む
日光白根?
何イチゴ?

おわり