登山者情報023号

【1980年08月01日/石転ビ沢/井上邦彦調査】

長く続いた梅雨もようやく明けて、山々は沢山の登山者で賑わい始めました。石転ビ沢上部の草付キ(中ノ島)には(ミヤマキンポウゲ・シナノキンバイ・オタカラコウ・コイワカガミ・ハクサンコザクラ)、北股岳と梅花皮岳の間には(ハクサンフウロ・チシマギキョウ・クルマユリ・ヒナウスユキソウ・ミヤマリンドウ・マルバダケブキ・ニッコウキスゲ・ヨツバシオガマ・ヤマハハコ・タカネツリガネニンジン・タカネマツムシソウ・ミヤマダイコンソウ・イイデリンドウ・ハクサントリカブト・オヤマノエンドウ・イワオウギ・タカネニガナ・ミヤマアキノキリンソウ・タカネナデシコ・ミヤマシシウド・イブキトラノオ)等が咲き競っています。
梅花皮沢第二砂防ダム工事のため飯豊山荘以奥は車両通行止めとなっています。不用意に進入した場合は戻れなくなりますので注意して下さい。また石転ビ沢に入る方は第二砂防ダム手前で右側の巻き道を使用することになります。
梅花皮小屋は今年から有料(清掃協力費として1泊1,000円)になっています。管理人が常駐しており無線で定期交信をしています。時間と周波数は下記の通りですので、緊急時以外の電波発信はご遠慮下さい。
07:30、12:00、19:30、27.040MHZ