【2007年10月28日/足ノ松尾根〜丸森尾根/井上邦彦調査】
目を覚ますと、kennrokuさん達がごそごそと蠢いていた。さて何処へ行こうかという話になったが、結局は天狗平に車を置いて足の松尾根を登ることになった。メンバーはkennrokuさん・MHさん・tamoさん・こんちゃん・綴さん、皆は杁差小屋に泊まるという。日帰りは私だけ、ちょっと寂しいが一緒に行くこととなった。
私は自宅に戻り山道具をバタバタと揃えて、天狗平に直行。しかし誰もいない。待つこと暫し、ようやく到着したが綴さんが体調不良を訴えて脱落を申し出た。そこで運転手を交替して綴さんとこんちゃんの車で奥胎内ヒュッテへ向かった。
体調が回復した綴さんも一緒に、奥胎内ヒュッテの玄関にある登山者カードに記載し、08:19鎖をまたいで出発。ダム現場用の橋を過ぎると砂利道になる。08:52水場を通過する。小さな看板があり、車道の左下に塩ビ管が見えた。
09:01-171登山口に到着。新しい標識の脇に自転車が1台置かれていた。ここでカッパを脱ぐ。Kennrokuさんがザックの調子が悪いというので、中を全部出して詰め直す。
10:00-28姫子の峰で休憩、やはり山際さんが遅れる。無線がないので心配ではあるが、単独行に慣れている彼のこと、到着を待って出発する。
110:02滝見場を通過する。陽が差してきて上空に青空が見えてきた。11:31水場分岐を通過、春と異なり新しい標識も付けられていた。11:37-55ブナ林で休憩する。綴さんは姿が見えない。
12:46-13:05大石分岐に到着する。とりあえずイッチャンポーズで記念撮影。じっとしていると寒くなるのでカッパを着る。綴さんを待つという皆を置いて、私ひとり稜線を南下する。ここを通ると雷の恐怖が思い出される。道脇ではムシカリが兎顔になって来春の準備をしていた。
13:29-32頼母木小屋に着く。トイレは閉じられており、水も出ていない。左側に「水場500m」とかかれた看板がありロープが張られていた。小屋の中に入りカッパを脱ぐ。
13:48頼母木山々頂を通過し、14:06地神北峰から下る。14:23丸森峰、ここの標識はそろそろ塗り直しだなと思いながら灌木の中に入って行く。
14:38-44空腹を覚え、昔崩壊した所(森林限界)で休憩しお握りを食べる。15:03-06夫婦清水で若干水補給する。ここから下はサラサドウダンの色彩に圧倒されて、表現する言葉を失う。
15:52天狗平に到着。置いてある私の車で帰宅した。夕方、私の携帯にkennrokuさんから「今、杁差岳山頂で夜景を楽しんでいる。綴さんも一緒」とのメールが届いた。
今回のコース |
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ブナ林に佇む「奥胎内ヒュッテ」 | ヒュッテの玄関で登山者カードを記載する |
昔の吊橋は修復されたと聞いているが・・・ | ダム工事用橋から先は砂利道になる |
対岸の胎内尾根は紅葉している | 橋から眼下を見下ろす |
登山口 | 木の根を踏んで登る |
紅葉に染まっていく | 岩場を通過する |
清流を見下ろす | 真赤だな〜 |
最高の気分 | 鮮やかな色彩 |
めおと山は元気いっぱい | 急な登山道を慎重に下る |
鞍部は岩場になっている | 二ツ峰が顔を覗かせた |
滝見場にて | 左は鉾立山、右は大石山 |
どんどん高度を稼ぐ | 煌やかな山旅 |
これから登る尾根 | 新しくなった標識 |
古い標識 | 大石山へのルート |
あれ?山際さんは? | 森林限界を越えると晩秋の雰囲気 |
着きそうでなかなか着かないのが大石山 | 大石山分岐に到着! |
イッチャンポーズで感激〜 | 大石山分岐の皆さんを振り返る |
来春の芽がありました | 頼母木小屋のトイレは使えません |
ノブの上下にある鍵を回して解錠してください | 水場は取り外されていました |
小屋の脇に標識がありました | ナナカマド |
廃道になった西俣尾根の登山道 | ガスの切れ間から頼母木小屋が見えました |
頼母木小屋山頂にて | 頼母木山を振り返る |
地神北峰から下る | 梶川峰 |
丸森峰までは尾根の西斜面に道がある | 丸森峰 |
丸森峰から仰ぐ | 標識は塗りなおす必要がある |
灌木の中に入っていく | 登山道に敷き詰められた落ち葉 |
サラサドウダン | 眩しい紅葉 |
黄葉も負けていません | 松尾根を下る |
ミヤマナラ | 夫婦清水は使えました |
ツチグリ | すっかりと色に浸った山旅でした |