登山者情報1,213号

【2008年12月20日/丸森尾根-地神山-西俣尾根/井上邦彦調査】

 20日は晴天の見込み、どうしようかと思案している所にKEBからメールがあった。そこで丸森尾根と西俣尾根を繋ぐことにした。梅花皮荘に車を一台デポし、大渕のゲートを開ける。途中で雪があったり、登っている間に降雪があればアウトである。何しろ一晩で1m位は平気で積もる所である。
 05:06天狗平に車を置き、ヘッドライトを点けて丸森尾根に取りつく。岩が凍っており滑る。KEBはライトの調子が悪く苦労している。途中で乾電池を取り換えたが、それでも途中で消えてしまった。岩場の途中から雪が出てきた。予想通りに放射冷却現象で硬雪になっている。キックステップと一部カッティングで慎重に登る。
 06:17-29、765m峰で軽く休憩を取る。僅かに下って再び登る。杁差岳が紅く染まった。夏道が完全になくなったので、07:04-18クランポンを履く。痩せ気味の尾根を登り、07:46-57夫婦清水で食事を取る。
 08:50-55、無線機を開局しmailを送受信する。09:08崩壊地を通過し、09:32-10:03急斜面を登り終えた所で食事を取る。10:29丸森峰を通過する。ここからは主尾根の南側を斜上して行く。11:13-20食事を取る。風が出てきた。
 11:42地神北峰に到着。標柱が露出している。さらに山頂を目指し、12:05-15地神山々頂に至る。風が痛い。山頂からは北股岳を始め、360度の大パノラマ、佐渡ヶ島も見えた。
 地神北峰は西側斜面をトラバースし、次に東側斜面をトラバースして、12:58頼母木山々頂に到着する。13:40-14:37こんなに雪のない三匹穴は始めて見る。ここでストーブを出し大休憩とする。
 15:13鞍部を通過する。15:29枯松峰、ここも雪が少ない。途中で単独者のトレースを見つける。ここから引き返したらしい。16:30-35西俣ノ峰を通過する。17:14十文字ノ池は池が露出していた。
 17:35-45ヘッドライトを点けクランポンを脱ぐ。18:02大曲リから急傾斜の枝尾根に入り、18:42取り付きに降り立つ。19:00梅花皮荘駐車場に無事到着する。

今回のコース 枯松峰でGPSログ途切れる
ヘッドライトを頼りに岩場を登る
雪は硬くキックステップを使う
梶川峰
のぞきからの急登り
杁差岳が赤く燃えた
ダイグラ尾根
次第に陽が当たってきた
それにしても雪が少ない
枯松山と大境山
朝日連峰
尾根を登る
段差を越える
クランポンが小気味良い
飯豊山
ウサギの足跡が散乱している
ようやく平坦になった
夫婦清水に到着
素晴らしい青空
快適に登る
痩せ尾根を慎重に進む
行く手は長い
朝日連峰
枯松山と大境山
痩せて急な尾根
右は倉手山
朝日連峰北部
朝日連峰南部
黙々と進む
下山コースの枯松峰
先はまだ長い
次第に高度を上げていく
右上は夫婦清水
苦しい登りが続く
ダイグラ尾根
温身平
ダケカンバが出てきた
カッパを着る
朝日連峰をバックに
三匹穴方面
傾斜が緩くなった
大境山
丸森峰に到着!
扇ノ地紙の雪煙

続く⇒