登山者情報1,240号

【2009年05月16日/梅花皮沢登山道整備/井上邦彦調査】

 天狗平ロッジの開設を午前中に終えて、午後から石転ビノ出合までの登山道整備を行った。登山道の支障木を取り除き、水はけと足場を作った。課題の梶川出合では沢に入り、水流を変更して左岸の河床を歩けるようしたほか、巻き道も整備した。また赤滝のヘツリに堆積した土砂を取り除き登山道を露出させた。
 雪渓は滝沢出合手前で出てくるが、途中でなくなるので素直に登山道を歩くのが良い。また赤滝下から雪渓が続くが、ここも崩壊が予想されるので夏道が良い。たんてきに言えば、石転ビノ出合までは全て夏道を歩くのが良い。
 帰途、落合の上流斜面で古いピッケルを拾得した。

登山道脇のブナ古樹
うまい水で一服
ここから婆マクレに入る
落合、右の登山道を登る
何故か滝沢出合に穴がなかった
梶川出合、雪が殆どなくなった
本流が右岸寄りになっているので左岸寄りの河床を進める
左岸寄りの水量を減らすために水道を作る
手が痺れる冷たさ
左岸の残雪を登って、登山道に出る
赤滝の手前から雪渓となるが、ここは夏道を行くのが良い
赤滝
石転ビノ出合にて
石転ビノ出合全景
石転ビ沢、大石の頭が露出した
門内沢
整備の終わった赤滝を下る
赤滝最下部が悪いので注意すること
梶川出合まで戻る
目印として梶川上流の渡渉点にロープを張って来ました
作業を終えた梶川出合を覗く
婆マクレを帰る
途中で拾ったピッケル