登山者情報1,249号

【2009年06月07日/足ノ松尾根〜頼母木小屋/木内茂雄調査】

【メンバー】
 Iちゃん、Sちゃん、Mちゃん、Jちゃん、Mさん、AQL
【タイム】
 胎内ヒュッテ5:10〜6:02登山口〜6;48姫子の峰7:00〜7:42滝見場〜7:44英三の峰〜7:55ヒドノ峰〜8:19水場分岐〜8:59イチジ峰9:02〜9:47西ノ峰〜9:55大石山〜10:20頼木小屋12:07〜12:43大石山12:49〜12:54西ノ峰〜13:22イチジ峰〜13:57ヒドノ峰〜14:21英三の峰〜14:23滝見場〜15:44登山口
【記 録】
 1年ぶりにハクサンイチゲを見に昨年と似たメンバーで出発する。登山口は昨年と違い、標識が立ち、林道はゲートで止めている。ブナ林に入って行くと“御用平”の標識が新たに設置されている。その先も、昨年無かった標識が何か所にも設置されている。
 “姫子の峰“で昨年と同様、JちゃんがMさん同行で追い着いてきた。それから、一日、6人で行動する。途中、ヤマツツジ、ウワミズザクラ、タムシバ、ツバメオモト、ウラジロヨウラク、シラネアオイ、ムラサキヤシオ、等の花を見ながら登る。
 昨年より残雪が多く、その近くにはマンサクが今頃咲いている。そして、天気予報の曇りは外れ、次第に霧が雨模様となり、大石山に着いた頃は風も混じり、写真撮り所ではない状態になる。目的のハクサンイチゲは数枚撮っただけ、しかも、エブリ差岳に行かず、頼木小屋に変更する。
 私は雨具を付けず、笠だけで小屋まで来たので下半身が大分濡れて、小屋の中でも寒く、胃の方から温めたが、効果は完全でなかった。小屋の中では見慣れた人達とも合流して、例の如く宴会となり、帰ってきてからカメラの記録を見ると長居をしていた。何とか一度は晴れてくれと願ったが、結局そのままで一日が終わった。
 しかし、大きな収穫が帰り道の林道の橋の上で待っていた。それは、朝登り始めの時、例年の如く居る、大勢のバードウヲチャーがこの橋の上でオオルリが居ると騒いでいた。その時も購入したばかりの26倍デジタルズームで撮った。
 帰途、この橋でSちゃんが声を掛けると枯れ木の上に出て来て、囀りながら愛嬌を振りまいてくれた。私は鳴き声に合わせて口笛を吹きながら何枚も撮る。その間、オオルリはポーズ?をとりながら、ズーット付き合ってくれた。距離が離れているので、私の視力1,2では良く見えないが、レンズ越しには見えているようだ。但し、手持ちでピントを合わせるのに苦労する。帰宅して、整理してみると、40数枚中5枚しかほぼピントが合っていなかった。それでも、初めて見る生のオオルリに感謝する。

登山口
御用平の標識
御用平のブナ林
最初の急登
途中雨具を着る
滝見場にて
ヤマツツジと山女
雨に濡れるタムシバの蕾
帰途のタムシバ
マンサク
残雪を登る
雨にうなだれるムラサキヤシ
ヒドノ峰の標識
ムシカリ
水場分岐の標識
サンカヨウ
ショウジョウバカマ
ツバメオモト
再会に喜ぶ
イチジ峰の標識
シミケングループとスライド
雨に耐えるシラネアオイ
シラネアオイ
西の峰の標識
大石山にて
ミネザクラを撮る
ハクサンイチゲ
雨でもハクサンイチゲに喜ぶ
バイカオウレン
ミヤマスミレ
イワカガミ
ノウゴウイチゴ
ウワミズザクラを望遠で撮る
タムシバの匂いは?
白のイワカガミ
全員下山
オオルリ
オオルリ
オオルリの囀り