登山者情報1,280号

【2009年09月06日/梶川尾根登山道保全事業/渡部政信調査】

 今回の登山道整備は先日も一緒に登ったTさんを強引に誘っての日帰り参加となった。
 2:30起床し荷物の準備をして3:10自宅を出発、Tさんを乗せて飯豊山荘に向かった。4:05梶川尾根に取り付いた。久しぶりのヘッドライトの明かりでの登山となった。同行のTさんは暗闇を歩くのは初めてだったので不安があったが先頭を登って行った。足元だけを見て登っていたTさんはかなりのハイペースとなり4:30楢の木曲がりに到着。ここで一息入れ空が少し明るくなってきた。
 Tさんも自転車で一日200qを平気で走る体力があるのでそこからもガンガン高度を稼いでいった。5:20湯沢峰に到着。おにぎりを頬張り辺りを見ると遠くの山が日の出を待ってオレンジに染まっていた。少し下って登り返した所では太陽がすっかり顔を出していたので日の出の瞬間を見れずに二人でがっかりした。
 5:55滝見場で梅花皮小屋の小屋番のODDと無線が繋がる。ここからは石転び沢がきれいに見れ稜線も雲ひとつなく見渡せ日頃の行いの良さを二人で実感した(笑)6:25五郎清水で小休止、お昼の分の水を調達した。奥の本物の水場はアザミと格闘しながら進んだ。
 7:07三本樺を通過、7:25梶川峰に到着した。小休止して稜線を見渡していると遠くに見える本日の作業場には昨日登った人の姿が見えてきた。抜けるような青空のもと、もうひと頑張りでみんなと合流して保全事業を行なった。以下登山者情報1279号参照で15:05無事に下山して飯豊山荘の風呂で汗を流し帰宅した。

ヘッドライトを点けて尾根に取り付く
岩場を登る
楢の木曲がり
星が消えた
次第に色づいてくる
湯沢峰の肩直下
湯沢峰の肩
湯沢峰を目指す
開けていく空
荘厳な雰囲気が漂う
両手を使って登る
滝見場
石転ビ沢と梅花皮大滝(左下)
石転ビ沢の雪渓
正面が三本カンバ
五郎清水
本物の五郎清水
梅花皮小屋
三本カンバ
急登を終えて梶川峰に向かう
梶川峰
施工現場を遠望する
既に作業が始まっている様子
自然と足は速くなる
皆と合流
緑化ネットを貼っていた
さっそく作業に加わる
完成の記念撮影!
下山開始
楢ノ木曲がりで喉を潤す
急な下りが続く
岩場を降る
無事登山口に到着!