【2009年10月11日/大境山/井上邦彦調査】
朝方、雨の音で目が覚めた。予報では後半良くなるとのことなので、ゆっくりと朝食を取りEAGと中田山崎に向かった。酒屋前の路側帯に車を止めて、09:25中田山崎のバス停から沢の左岸を進み、砂防ダムの手前で護岸ブロックの凹凸を足場にして下り、丸太2本の橋を渡る。自信のない方は手前の金属の橋を渡っても良いし、酒店脇を通られせていただくのも一方法だろう。
改良された水路が未改良になると標柱があり、水路を渡り杉林に入って行く。ほどなく道は湿地を通る、登山靴ではここが嫌らしい。さらに小沢沿いに進む。09:35小沢の水を汲んで尾根に取りつく。始めは急だがすぐに傾斜が落ちる。二次林の快適な山道であったが、今はナラ枯れで悲惨な状況となっている。
10:02両側を沢に挟まれた尾根で傾斜がきつくなる。10:09-15休憩を取る。さらに登って、10:18左に折れ涸れた沢を渡り、再び直登となる。正面が草地になると道が分かりにくい。やや右手上に登り、ほどなく右に折れる。この辺りで道を失うパーティがいるので留意したい。
急な斜面を両手を使って尾根に上がる。さらに進むと県境になるがそれとは気付かない。若干下り気味に進んで、突然左に折れる。まっすぐは沢になっているので、ここも留意したい。
あまり背の高くないブナ林を進み、下り始めると木立の間から大境山(山頂ではない)が見える。11:16-26小沢で休憩をし、不足分の水を汲む。小沢を越えると登りになり、県境に上がる。下山の場合、この部分でまっすぐに行きやすい所があるので留意したい。
県境から進むにつれて傾斜が増してくる。最後は両手で柴を掴んで身体を持ち上げることになる。この急斜面を登り切ってしまえば、だらだらとした山稜歩きになる。途中の池も神秘的である。背を越すほどの灌木も2年続けて刈り払ったので、かなり歩きやすくなった。前回刈り払った枝は、その後の登山者が殆ど片づけてくれたようだが、残っている枝も今回処理することができた。
12:22-13:03大境山々頂に到着する。360度の大展望台であるが、あいにくと飯豊連峰の主稜は雲に覆われていた。それでも日本海まで見通すことができた。僅かに風があったので、草原まで戻り13:05-12:42食事タイムとしラーメンを煮た。
その後は一気に下山したが、EAGの登山靴の底がすり減っているようで、何度か尻もちをついていた。14:36-52コーヒータイムとし、15:12車に戻った。
中田山崎バス停から左岸を進む |
砂防ダム手前で,護岸を下り、丸太2本の橋を渡って護岸を登り、標柱から左折して水路伝いに進む |
水路の対岸にある標柱から杉林の中に入る |
急登に喘ぐ |
山が少し色づいて来た |
疲れたよ〜 |
マルバマンサクの黄葉 |
県境付近 |
大境山が見えた |
水場付近 |
水場の小沢 |
さらに登る |
再び県境に出ると眼の前に急な登りが・・・ |
枯松山が見えた |
両手で柴を掴んで登る |
結構な急登である |
枯松山が近づいてくる |
倉手山を見下ろす |
ようやく急登が終わった |
枯松山 |
途中にある池 |
前回道刈りした枝がまだ残っていたので、片づける |
大境山々頂 |
残念ながら稜線は雲に覆われていた |
小玉川方面 |
光兎山遠望 |
山頂から大石ダム方面を見下ろす 新潟東港も見えた |
枯松峰方面は結構嫌らしい |
山頂から僅か下った草原で休憩 |
稜線は依然として雲の中 |
枯松山 |
穏やかな山稜を下る |
ミヤマナラ |
倉手山周辺 |
さあ、いよいよ下りです |
両手で柴を握って |
何とか降りてきました |
ブナ林です |
カエデ |
タムシバ 来春の準備が進んでいます |
キノコ 名前は不明 |
美味しそうなのですが・・・ |
名称不明 |
ここは右に登るのが正解です |
ここも左に登りやすい場所です |
涸沢を渡って |
ムラサキシキブ |
林の中でコーヒータイム |
得体のしれないキノコ |
良く見るとキノコって面白いですね |
対岸の樹木が色づいていた |
周囲の枯木はナラ枯れによるものです |
最後に沢沿いの道を下って終了 |
おまけ コーナー |
シロキクラゲ |
ナメコ |